振り返ることが多々あった一日:2023年1月28日 | アトリエ・ポレポレのブログ

振り返ることが多々あった一日:2023年1月28日

1月28日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

この日もそれぞれのペースで

描く姿が見られました。

 

中津川さんのワークショップに

参加されたことが

きっかけのひとつとなって、

体験に来られた方がいました。

よかったらまた来てくださいね。

 

 

この日はポレポレの活動する部屋の前で、

大勢の女性が並んでいたので、

何があるのかと思ったら、

隣のギャラリーで、男性ブランコの

ライブをやっていたようです。

 

何年も前から、男性ブランコが

3331でライブをやっていたのは

知っていたのですが、

メディアに出る機会も

格段に増えていますね。

 

ポレポレの活動もそうですが、

続けることの大切さを改めて感じました。

 

さて、この日のテーマは……。

 

 

「ふるい」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

なかなかテーマが出ないからと

テーマを聞く前から裕士さんは

絵を描き始めていたのですが……。

 

 

描いていたのは

レトロゲームの絵だったので、

結果的にテーマを先取りしていたようです。

 

 

その次の作品では、

裕士さんらしいモチーフが

たくさん登場していました。

 

 

IoTなどのように、

家電は日々技術革新されていますが、

一方でこのような昭和家電が

現役で稼動しているご家庭も

あるかもしれません。

 

現在は使ってはいないけど、

裕士さんのご家庭にも

一部のものはまだあるとのことでした。

 

 

その後には、昭和から一気に太古に遡り、

「8億年前の魚!」と言って、

シーラカンスを描いていました。

 

 

この日のテーマが決まったのは、

サイモンさんが

ポレポレの作品を整理していた

ということが関係したのかもしれません。

 

サイモンさんが作品を整理していて

見つけた裕士さんの作品に、この日

少し手を加えることにしたのですが……。

 

 

こちらの作品は、なんと、

元々「昭和83年」に描いた作品でした。

何年前の作品になるでしょうか……?

 

 

 

 

2023年になって

初参加だったということもあってか、

新年を迎えたときの過ごした方を

いろいろな方に尋ねていた大河原さん。

 

 

最初に描いたのは、

アナログの腕時計でした。

 

ちなみに、現在ご本人は、

アナログとデジタルを

併用しているそうです。

大まかな時間を把握するのには、

アナログのほうがいいときもありますね。

 

 

こちらの作品には、

「ホコリとツボ」というタイトルが

付けられていました。

 

だから暗っぽくなっているんですね。

奥のほうから出てきたのでしょうか……?

 

 

その後では、こんな作品も描いていました。

日の出は、言い方を変えれば、

夜が「ふるく」なる

ということなのかもしれません。

 

 

 

 

ハンドサッカーの後に来られた裕也さんは

前回で完成とのことでしたが、

もう少し色を塗り直すことにしたそうです。

 

 

萌さんも前回で

完成のつもりだったようですが、

イルミネーションに太陽を描き加えるなど、

大胆な発想を見せていました。

 

 

 

 

美名子さんは、テーマにもちなんで、

配水管を描くことにしたそうです。

最初に背景の色を塗っていました。

 

 

灰色の絵の具で

配水管を描いていきました。

 

 

その後、パステルの粉で

配水管のさびを表現していました。

 

ペインティングナイフでパステルを

たたきつけているときの音が

木琴のようで心地よかったです。

 

 

箱になった部分を茶色で塗っています。

 

 

模様を指でも描いていました。

完成は次回に持ち越しとなりました。

 

 

配水管の前には、

前回の雨の絵を完成させましたが、

最後に竜を描き加えたそうです。

 

 

 

 

こちらの方は気持ちが乗っていて、

あっという間に10枚以上の

作品を描いていました。

 

 

中には文字を書いた作品もありました。

この日のテーマとは逆ですが、

「サーキュラー」「配信」といった

最近の世相を反映した

言葉が登場していました。

 

 

描き終わった後のテーブルは、

額縁のようになっていました。

 

振り返ると、

現在の板の色が生まれたのは、

こういったプロセスが

10年以上続いてきたからだよな……と

しみじみと感じました。