ANAの機内誌に載っていた福岡伸一教授のエッセイは、フェルメールの遠近画法について推測というか、推理をしていた。
フェルメールは、1632年オランダ、デルフトで生まれた。
全く同じ年、同じ土地に生まれたのが、レーウエン・フックと言う人。
一体どんな人?
「微生物の狩人」と言う本でこの人物が紹介されているらしい。
生物学者でなくてはこんな専門書みたいな本に接しない。
福岡教授の説明では、
自作の顕微鏡で「水中の微生物」「血球」「精子」の存在を突き止めた人だそうだ。
「この二人が友人以上の関係ではなかったか?」
と言うのが福岡教授の推理だ。
何故か?
フェルメールの正確な遠近法をキャンパスの上に実現するには、光学機器カメラ、オプスクーラの存在がある。
当然だが、レンズに詳しい、レーウエン・フックの助けがあったのではないのか?ということだ。
フェルメールが描いた絵画には、カメラによって実現出来るような遠近法や陰影が使われていると言うことらしい。
単にカメラ並みにではなく、「芸術的」センスで。
私が初めて自分のカメラを手にしたのは、中学校の修学旅行の記念にと父親が買ってくれたカメラだ。
当然、白黒フィルム。
まだ、フィルムも高く確か倍の枚数が取れると言うオリンパスのコンパクトカメラだった。
当時は、まだ行楽地に写真撮影をするカメラマンが沢山いた時代だった。
小倉の到津動物園、別府の楽天地、大分の高崎山で…
家族で撮った写真がアルバムに貼ってある。
町にも写真館があった。
今やカメラは腕時計と同じで家族の数以上に家にある。
そして、カメラマンも写真館の姿は…