屁の河童 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

テレビ東京の番組に、ビートタケシ、今はこの芸名は使わないのかな?

では、北野武氏でいくか。

「日本のミカタ」と言う番組。

彼が「うんちく」を披露するコーナーがあった。

番組の流れとしてのコーナーなんだが、本命は「冷やし中華始めました」というコピーについてだった。

夏と言えば「冷やし中華」だが、このコピーが必ず中華のお店に出ているので、ああ夏が来たと思うという。

しかし、実際にはこのコピーはほとんど使われていなくて、「冷やし中華」だけが店に貼ってあるのだそうだ。

要は人間の脳のいい加減さ。

「冷やし中華」と聞くと、「始めました」が付いてしまうということだ。

三波春夫じゃないが、「お客さまは」と聞くと「神様です」と同じ現象と北野武氏の弁。

武先生の解説では、元の表現にはチャンとした意味があったが、それが後になって全く違って使われてしまうと。

そこで、慣用句のうんちくとして「屁の河童」に触れた。


「何とも思わないこと」とか、「へっちゃら」とかの意味で使われる。

「河童の屁」とも言われるそうだ。

で、何でこの慣用句が出てきたのか?

「うんちく」なんだが、

元は、「木端の火(こっぱのひ)」だったそうだ。

木端は、木の端くれ。

すぐ燃えてしまうことから、どうでもよいこと、たわいもないことの意味で使われたいたものが、「河童の屁」になり、「屁の河童」となった。


「冷やし中華」や「お客さまは」とは、背景が違う様だが。

言い間違い、聞き間違いだろうが、これが言葉と言う物かもしれない。


全く無関係なんだが、思い出したことがあった。

仕事の関係で環境の講演会に参加したことがある。

何時もはガラガラの講演会だが、この時は立水の余地がないほどだった。

講師が、北野大先生だったからだ。

環境問題の講演も実に分かり易く、話も旨かった。

講演終了の10分くらい前に「本題の講演はこれくらいにして、皆様が期待していらっしゃる弟、タケシの話をしましょう」と見事なエンターテイメント振りだった。

北野大氏は、東大卒で明大教授だ。

北野武氏も、明大に入学したが、中退だそうだ。

何で明大かと言うと、母親の初恋の人が「明大生」だったとか。

母親の思いが強く、それで明大生になったそうだ。親孝行な話だね。

ただ今は、北野武氏は明大卒になっている。

学歴詐称ではなく、明大承認なんだって。

何でも卒業生でなくても、在籍していた人で社会に出てから明大に大きな貢献をしたと評価された場合、特例としてそういう事があるらしい。

名誉博士号と同じで、名誉学士号かな。

これも大学経営が大変と言うことを物語っていて、講演の締めは「高校生のみなさん、お子様をお持ちの親御さん、是非、明治大学を受験してください」とセールだった。