遠藤周作氏の随筆「周作塾」に、面白いことが書いてあった。
「人間は他人についてはウルサイのに、自分自身については意外とズボラ」と言うことだ。
それを自分が他人に与える「第一印象」について述べている。
<ここから>
この社会では絶えず他人の第一印象のなかに晒されている。
入社試験の口頭試問の時に大切なのは、質問にどう正しく答えるかではなく、君がどういう印象を居並ぶ試験官達に与えているかなのである。
質問はその印象を補強するための手段に過ぎない。
セールスの場合も同じ、初めて上司と話をする時もしかり。
相手に第一印象として、初めての「感じ」として、どういう共通したものを与えているのだろうか?
それをはっきり掴んでいるかどうかは、人生を生きる上で大事である。
入学、入社、そのほかの口頭試問で落ちた人の半分以上が、自分の他人に与える印象を考えたり、再検討していないからだ。
マイナスな面さえ、これを逆利用してプラスに持っていく方法がお薦め。
これが出世に必ず役立つ。
<ここまで>
本質を突いた見解だ。
問題は、この「第一印象」が必ずしも完璧な判断・評価ではないと言うことも、また「真」なんだがね。