難しい資産運用の話 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

親として当然のことをやっていると思う。

89歳になる母親は頚椎症で手足が麻痺し、自分では動くことが出来ない。

「施設に入れば、アンタの世話にならなくてもいいけど…」

母親が言いたいのは、

「自分が旅立った後に、弟が困らないようにしたいから、少しでも金を残して置きたい…」

ということだろう。

弟の預金がいくらあるか、私が知る由もない。

ところが銀行から、弟の定期預金に満期が来ているから、どうするか聞けて欲しいと言われた。

弟にも話をしているらしいが、そのままになっているらしい。

銀行の担当から、詳細を聞かせてもらった。

1年も前に満期が来ている。

また、普通預金の動きも無い。

生活費は、お袋の普通預金から出ているから、当然と言えば当然。

お袋が組んだのだろう、年金型保険も今年から償還が始まっている。


当面の資金使途の予定がないならと、資産運用の提案を持って来た。

聞いた提案内容を弟に説明すると、お袋が猛反対。

理由は、

「銀行の口車に乗せられ、金を増やそうと欲を出しても、元も子も無くなったら困る」

と言うことだ。

自分が旅立った後、病気の息子のために、息子名義で貯めてきた性格の預金だからね。



しかし、基本的な認識がどうも出来ていないようだ。

提案内容の話を詳しく話しても、銀行に騙されているだけだと言う。

以前の担当だった女子行員が実に良かったが、後任の男子行員は良くないと言う。

なぜなら、金を増やすことしか言わないからだそうだ。

銀行は、預かった金を安全に護って暮れる所と信じ込んでいる。

普通預金の保護限度額の話をしようかと思ったが、無駄と思い止めた。