ハイブリッド型 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

9月11日は、9.11のNYテロから12年、野田内閣による「尖閣列島」国有化から1年だ。

「尖閣国有化」は、日中の関係を最悪な状態にしてしまったと言う評価だ。

昨日の中国、国務院の報道官の見解も、傷口に塩を刷り込むような内容だ。

中華人民共和国の政府と言うよりも、中国共産党の独裁政権政府の見解だから、これしか方法はないのだろうけど。

野田政権が国有化した尖閣の島は、個人の所有、つまり「私有地」だった。

それを国有化で「国有地」に組み入れてしまったから、中国政府も無視できないと言うことだろう。

「私有地」なら、そのうちに親中派に買い取らせておいて、ほとぼりが冷めたころに…というストーリーもあったのかもしれない。

その道が閉ざされた?

中国は「自国の領土」の主張をしつこくやることで、既成事実化しようということだろう。

世論は時とともに変化するから、常套手段だ。

韓国慰安婦の強制連行の話、南京大虐殺の議論は、平行線のまま時間は経過する。

中国共産党も百も承知で、「政治ゲーム」としてやっているのだろう。

尖閣もそのカテゴリーで扱うテーマだったのかもしれない。

それを「国有化」ということで、「寝た子」を起こしてしまった野田政権。

プロレスで言えば、見世物的な「空手チョップ」が相手の急所に当たって、本気に怒らせてしまったということだろうか?

人間の歴史が教えることをナゾルしかないね。

2020年のオリンピックが東京に決定した。

近代オリンピックは、戦争で荒廃した欧州に「平和」で始まったと習った。

戦争をやっていてもオリンピックの時は、停戦したと言う話もある。

欧米人の文化というか、宗教観なのかもしれない。

しかし、アジア人には、こういう宗教観は薄いようだ。

かってのベトナム戦争でも、クリスマス休戦とかテト休戦の協定を破って攻撃をしかけてくるのは、北ベトナムや人民解放戦線(べトコン)だ。

この辺が、欧米人とアジア人の精神構造の違いかもしれない。

別の言い方をすれば「ドライ」「ウエット」。

「中国人」と一括り(人括り)にもできないだろうが。

よく引用されるのに「農耕民族」「狩猟民族」と言うのがある。

日本人(民族)は「農耕民族」だそうだ。

農耕は、天候の影響を受ける産業であり、種を蒔いてから収穫するまで相当長い時間を費やす。

1年に1回が相場だ。

こつこつと、地道な仕事をせざるを得ない。

これが「勤勉」ということになる。

一方、「狩猟民族」は、獲物を得るかどうかは全く予想ができない。

だからこそチャンスを逃すことは致命的になる。

「戦略的」な行動が必要だし、狩の道具、腕に左右される。

しかし、実際はこんな単純な話ではないだろう。

「ハイブリッド」型だ。

日中の関係改善に「政治的な解決」の見通しは暗い。

したがって、経済活動やスポーツ・文化活動、つまり民間外交による局面打開に期待が大きい。

ある意味これも「ハイブリッド」型の対応なんだろう。

日中指導者の「知恵」が評価される。