マレイシア勤務時代に、家族とはペナン島に居を構えた。
日本学校があるからだが、さらに大事なのは医療機関だ。
設備も立派な大病院もあるが、英語しか通じないので、ひどくなるまで足が遠のく嫌いがあった。
そこで日本語のできる先生の個人病院を贔屓にする。
ある時近所の日本人の奥さんが体調が悪いと言うので、家内がその個人病院に一緒に行った。
日本語が出来る先生は、中国系の人で日本の大学(医学部)で勉強され日本の医師免許を持っているというので安心できるということだった。
帰ってきた家内と其の奥さんが言うには、「本当に大丈夫だよね、あの先生は?」。
何故?
診察を終えた先生は、何か分厚い医学書みたいなのをペラペラ捲った挙句、こう言ったそうだ。
「病気ですね」
だから来たんだけど・・・。