中国の航空会社の名前では一寸混乱する。
' China Airlines' は、中華航空で台湾の航空会社。
' Air China ' が、中国国際航空で大陸の航空会社。
96年頃に北京への出張に使うのはJALとAir China しかなかった。
常務が出張するという計画が浮かび上がった。
多忙な方だから、日曜に出国し火曜日の帰国の強行スケジュール。
当然、鞄持ちが必要になるが、当日の午前中は会社の運動会の日で、常務はその行事を終えて出張のスケジュールになった。
営業、プロジェクトの担当は、待ってましたとばかりに、午前中のJAL便で出張スケジュールをいれてしまい、肝心の鞄持ちが不在となった。
そこで鞄持ちのお鉢が小生に廻ってきた。
それほどにお伴をしたくない常務なんだが、指名された以上逃げるわけにはいかない。
勤め人だし、会社を上げての重要な中国プロジェクトだから、仕方がない。
無事に会社の行事も終わり、常務の黒塗りの車で成田空港へ。
小生は助手席。
後部座席に常務と現地会社の社長候補の事業部長の2人。
空港の航空会社のカウンターでは、総務課長が常務のために待機。
常務はファーストクラス、我々はビジネスクラスなので、チェックインは別々と思ったが、総務課長の顔で
3人ファーストクラスのカウンターでチックインがOKと。
「ラッキー」と内心思う。
ところが、事態が急変した。
3人ともビジネスクラスという。
総務課長が、金曜日にファースト・クラスでリコンファーム済みだと再確認を要求した。
金曜日は確かにファースト・クラスでリコンファームできたが、本日になってファースト・クラスが満席になったのでビジネス・クラスですと。
仕方がないねと言う常務に代わって、現地会社の社長候補の怒りが収まらない。
其の矛先が「総務課長」へ向かった。
これは総務の不手際だから、帰国したら総務担当の役員にクレームすると言う。
「総務課長」は汗だくで謝っていた。
北京に到着し、夜は先着組(ちゃっかり組)と明日の打ち合わせを開始。
其の籍で、成田空港でのトラブルが話題に。
営業さんの話では、「Air China」では日常茶飯事ですよと。
ファースト・クラスに当日中国の要人が割り込んでくると、日本人の予約は消滅するそうだ。
其の点、ビジネス・クラスにはそういうことはないらしい。
確かに、購入した航空券に会社の役職とかの情報はないもんね。