悔いの無い人生とは | 『昭和23年に生まれて』のブログ

『昭和23年に生まれて』のブログ

堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

1987年から4年弱、マレーシアで勤務した。

今と違い非常に情報の入手には不便な時代だった。

電話かFAXが主たる手段。

携帯電話は、まだ自動車電話と呼ばれていた時代で、大きさも弁当箱みたいな箱と電話機がセットだった。

携帯できるような代物ではなかったから、自動車に積んでおくしかなかったが。

主たる日本に関する情報は「新聞」か短波ラジオの放送だった。

日本の新聞も2~3日遅れでシンガポールから送られてくる。

従って週末は新聞を隅から隅までよく読んだ。

そんななか見つけた投稿があった。

60歳を過ぎ現役をリタイアした方の投稿だった。

投稿の内容は、育った家庭環境が非常に貧しかったそうで、兎に角、経済的に豊かになったら何でも自由に手に入れられると、それを目指し金儲けだけに人生をおくってきた。

其の甲斐があり、人生としては大成功を収め、経済的にも何不自由ない身の上になった。

今こそやりたいことをやろうとして、はたと気づいたそうだ。

60歳を過ぎた身には金を出しても手に出来ないことがあることに気づいたと。

20歳代には20歳代でしか経験できないことがある、40歳代には40歳代でしか経験できないことがあるということだ。

つまり、「今」と言う時間は「今」しか意味が無いということだ。

非常に含蓄に富んだ話だった。

TOYOTAのCMに出てくる予備校カリスマ講師、林修氏の「何時やるか?今でしょう!」にも通じる話かな。