ハノイで勤務していたときの夕食は、お客さんの接待がない限りやはり「日本飯」。
私は2代目で、初代社長さんが購入した独国の高級車を社有車として使っていた。
あるひ、信号が黄色から赤に変わるか、変わらないの微妙なタイミングで、運転手が交差点
を右折した(ハノイは車は右側通行)。
曲がり切ったところに、お巡りさん。
白い制服の「交通警察」だ。
早速、呼び止められた。
窓を開けて、運ちゃんが何か問答をやっている。
ベトナム語なので解らない。
しかし、すぐに窓を閉めて、車を発進させ、無事に目当ての日本食レストランへ。
何も無かったと思ったが、翌日、秘書が来て、夕べ大変だった運転手が話していると。
確かに警察官に止められたが、何も無かったのではと聞くと、実は大違い。
独国の外車だからと見逃して貰えず、違反金を取られたそうだ。
私をレストランに送り届けて、再び交差点に戻り、交渉したらしいが、罰金を取られたらしい。
多分、正式な違反切符は切られていないようだった。
運転手は、罰金を会社に負担してくれと総務部長に掛け合っていた。