今は、出国時にパスポートを出すだけで、出国のスタンプが押される。
そのお陰か、時間がとられなくなった。
こうなる前は、出国カードなるものに必要事項を記入して、イミグレに提出しなければならなかった。
海外出張のビジネスマンは、航空券と一緒に旅行代理店から貰うので事前に必要事項を記入するから空港では問題はない。
ツアーの旅行者で、かつ、初めての方の場合は、結構、記入内容が不備ということで、修正をさせられていた。
こういうケースが時間を要する要因だったのかもしれない。
また、旅行シーズンになると、結構長蛇の列で、航空会社の職員がフライトを書いたボードをもって、列の中でのんびり並んでいる乗客を探す光景もよく目にした。
そういう乗客を見つけると、航空会社のかたは、「すみません」と言っては、乗客を列の前に連れて行った。
私も、一度だけ出国カードで修正というか追加を係官の方に要求されたことがある。
現住所の欄に住所を記入するのだが、その時だけ「市」から記入した。
市には同じ名前がないそうで、都道府県名を書かなくても解ると聞いていたので、県名を省略した。
そこを係官から指摘された訳だが、県名が必要な理由は面白かった。
”○○市がXX県にあるのはXX県の方ならご存知かも知れないが、我々は全国各地から派遣されて来ているので、県名から記入してもらわないと困る”という説明だった。
”なるほど”と納得したが、よく考えたら、じゃ県名と市町村名がでたらめでもOKということかとイミグレを通過して思った。
お役所仕事の典型だ。