空港での別れ(ジャカルタ) | 『昭和23年に生まれて』のブログ

『昭和23年に生まれて』のブログ

堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

現地合弁会社が設立され、生産が開始された。


出向者とその家族も赴任。


現地会社の社長も奥さんと一緒に赴任された。


我々が出張した時には、必ず自宅に招いて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂いた。


現地立ち上げの応援部隊も初期の業務を無事に完了し、引き上げることになった。


帰国当日、社長夫人が態々空港まで見送りに来てくれた。


若干時間があるので、空港のカフェで少し話をすることになった。


奥さんがしきりに目配せをしてくる。


何だですかと聞いた。


窓際の2人を見なさいと言う。


欧米人の男性とインドネシア女性が話をしているようだ。


暫くして、2人が立ち上がり出て行く。


そのとき奥さんの口から出た言葉。


「2人の別れのときね。女の子泣いてるよ」


男の感性ではそこまでは見えていなかった。


さすが女性だ。