のんちゃんのカプリコ事件
実は、筆者はガーデンの当番中、
室外に飛び出してしまったあなごさんを
抱っこして保護したら、
「なにすんねん!」と引っ掛かれ
流血の惨事となったのでした。
腫れなかったので放置しましたが、
しかし!腫れたら危険!!な場合があるので、
2回に渡って、カプリコ事件について書きます。
今回は久々の登場
のんちゃんです
2023.1月中旬に
地域猫だったのんちゃんを保護しました。
お外でたくさんの子どもたちを
産み、育て、守ってきたのんちゃん。
TNRをし、子猫たちは里親さんが見つかりました。
餌やりさんにご飯をもらえる環境でしたが、
甘えて擦り寄ってくるようになり、
なでなでもできて触れる子でした。
保護して、
のんちゃんのずっとのお家を探したいと
思っていた餌やりさんの依頼で、
会の保護猫となりました。
ところが、初めての家猫生活。
不安が大きかったのだと思います。
お外では触れましたが、家のケージの中では一転、
怖がって固まり、
ご飯も食べず、トイレも行かず。。
昼夜を問わず鳴き続けること2週間。
保護することが、
のんちゃんにとって本当に良いことだったのか、
預かりは悩みました。
でもお外の暑さ寒さが厳しいことや、
今まで子育てを頑張ってきたのんちゃんに、
今度は自分の幸せを見つけてほしい!と、
気持ちを新たに家猫訓練がはじまりました。
訓練?
それっ!はいっ!
だんだんと触れるようになり、
猫部屋のケージへお引越し
段階を踏んで、
部屋フリー預かり宅フリーとなり、
ご飯やおトイレ問題なし。
おもちゃ遊びも大好きになりました。
抱っこは難しかったものの、
他の猫たちとも一緒に居られ、
どこでも触られせくれるようになったことから、
「人馴れ練習中」として
譲渡会に参加するようになりました。
3/19譲渡会 「かえりたいー」って鳴いてた
そして,運命の日は
4回目の譲渡会2023/4/16のことでした
譲渡会の出場の朝、事件は起きました。
のんちゃんはもうすでに3回、
捕まえられてケージに入れられて、
人がいっぱいいるところに連れて行かれると知っています。
最初はおもちゃでケージに誘い込んで、
無事にのんちゃんを確保していましたが、
数回の経験を経て、
その作戦に乗ってくれなくなっていたので、
洗濯ネットを用意して、
くつろぎ中ののんちゃんにこっそり被せて確保するという、
前回成功した作戦でいく予定でした。
ところが、察知してしまったのんちゃん
逃げます逃げます、家中をあっちこっち。
なんとかひと部屋のベッドの上に落ち着いたところに、
洗濯ネットを被せました。
「あーよかった、
なんとか捕まった。。
あとは洗濯ネットのままケージに入れて。。」
と思ったところ、
洗濯ネットの中でひと暴れ、
ネットを持っていた預かり父さんの
人差し指をがぶっと、してしまったのです。
あまりの痛さに悶える父さん。
出血も見え、
必死の抵抗ののんちゃんも
パニックを起こしているようでした。
慌てて洗濯ネットを開けて
のんちゃんを解放しました。
のんちゃんが部屋の隅で、
少し落ち着いたことを確認できたので、
父さんの傷の具合を確認。
犬や猫
に噛まれ慣れている父さんが、
あまりに痛がるので、
「ちょっと大袈裟なんじゃ。。」の心の声は隠しつつ、
急いで水で洗ってもらいました。
左手人差し指の第二関節のそばに
牙が刺さったであろう傷があり、
その他あちこちに引っかき傷がありました。
関節そばの傷の痛みが強く、
みるみる腫れてきたので、
病院受診しました。
抗生剤の飲み薬と軟膏をもらい、
念のため破傷風トキソイドの注射を受けました。
破傷風のワクチンは賛否両論だそうです。
受診した医師は接種をすすめましたが、
かかりつけ獣医によると、
破傷風菌は土壌におり、
犬猫の口腔内には存在しないので、
噛まれ傷には必要ないといいます。
むしろ土壌と接触する爪による傷の方が、
菌が存在する可能性は高いそうです。
傷の消毒は家でしてました。
犬猫の歯には雑菌が多いそうで、
しかも細長いので、
傷の中に菌がある状態で
傷口が先に塞がってしまうと、
中で化膿したりします。
流水でちょっと傷口を少し開かせるように
毎日洗って、
抗生剤の軟膏を塗って、
ガーゼ保護してました。
反省点は、
①のんちゃん確保に時間をかけてしまったことで
不安と恐怖が増強してしまったと思います。
最初からさりげなくひと部屋に追い込む、
視界を遮るなど対策していれば、
怖い思いを長くしなくて済んだのではと思います。
②洗濯ネットを被せたあと、
そのまま移動しようとしたこと
上からタオルなどで覆って、
落ち着かせられる環境、
人間も身を守れる状態にするべきでした。
また、のんちゃんは抱っこができない状態で、
譲渡会に参加していました。
日頃から身体をあずけるような、
抱っこの練習をもっとしておけば
よかったと思いました。
今は短い時間でも、
座っている膝に持ち上げて乗せる
というような練習を、
日に数回しています。
大好きなおやつなどで、
自らの足でキャリーに入る
練習をすることも重要です。
譲渡会だけでなく、
通院の時にも必要になります。
今回の事件、
のんちゃんは悪くないです
色んなことに慣れていなかったから,
もっと考えて準備すれば
よかったと思います。
猫が噛むのは
基本的に自分の身を守るためだと思います。
必要のない争いを好まない生き物だと
聞いたことがあります。
威嚇はしても
手や口は出さない子が多いです。
そんな反省と勉強になった
カプリコ事件でした。
以来、のんちゃんはお見合い受付になり、
預かりママの元で幸せな生活をしています。
先住猫のニモ君ともすっかり仲良し。
ニモ君に寄って行くのはのんちゃんから
ということで、大変勉強になりました。
私の猫引っかかれ事件は来週書きます。
ぜひ、皆様も「こんなことあった」事件がありましたら、
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