登録有形文化財宿泊施設「千歳楼」 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

岐阜県養老町にある古民家宿「千歳楼(せんざいろう)」この宿は1764年(宝暦14年)に創業。



それから260年の間に、大正天皇、有栖川宮、三条実美、大塩平八郎、横山大観、北原白秋、谷崎潤一郎を始めとする多くの著名人が訪れています。



2014年に国の登録有形文化財に指定されました。ところが建物の劣化が激しく旅館の経営も厳しくなりました。

2019年全国古民家再生協会岐阜支部に問い合わせがあり、古民家再生総合調査を行い、私も伝統耐震診断で伺ったのです。



その後、全国古民家再生協会東京支部の仲間が縁あって取得、少しずつ再生している最中です。


立派な高級旅館に経営的にも、建物的にも再生している最中ですが、既に養老ノ滝の豊かな水に恵まれ素晴らしい自然環境の中にある高級旅館です。


そんな様子がじゃぱとら6月号に掲載されています。


是非じゃぱとら6月号お手にとってご覧ください。