再築設計勉強会2日目 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

今回の再築基準勉強会は滋賀県長浜市の古民家宿「竹生優庵」で行われました。


私がここに初めてきたのは8年前。
古民家再生協会滋賀支部に、当時の所有者が売りに出したいと相談された古民家の調査に来たのが始まりでした。


その後、古民家再生協会東京支部の岩下さんが購入され、立派な古民家宿に再生されました。


当時の状況から見違えるように美しく再生された「竹生優庵」ハイシーズンは予約がなかなか取れない人気宿となっています。


この、ひのき風呂が最高なのです。


2日目の勉強会は、それぞれの事例紹介。
能登半島地震を受けて耐震の話題が中心となりました。


私も先日学んだ「正常化の偏見」の話をさせていただきました。

日本のどこでも起こり得る大地震。自分が被災する可能性も大いにあるのです。


日本伝統再築士会が勧める「再築基準」今年は更に進化させていこうと思います。