令和の太子講、今回は北九州市光徳寺にて行いました。
光徳寺では聖徳太子をお祀りしています。
こちらの太子様は柄香炉(えこうろ)を持っています。
聖徳太子といえばやはり旧壱万円札。
こちらの太子様は笏(しゃく)という木の棒を持っています。
基本この笏を持っているイメージが強いですね。
私達がお祀りする太子様は指矩(さしがね)を持っています。
太子様は伝統的建築を扱うのに欠かせない規矩術(きくじゅつ)を輸入されたのです。
大工職人達は指矩を持った太子様の掛け軸を掛け、職人通しの会合を開き決め事や賃金等話し合いました。
これが太子講です。
光徳寺の現住職は女性です。
先々代の住職が聖徳太子の像を建立し、毎年太子様の命日の2月22日には子供たちとともにお餅をつき、皆に振舞っているとの事でした。
聖徳太子没後千四百年忌の供養を行いました。
私達伝統建築職人のしきたりを守り、その志を次の世代に伝えていきたいと思います。
この日の光徳寺のお言葉です。
私達経営者にとってとても大切な「決断力」お経を聴きながらこれからの生き方について考えました。
住職の講話で菅原道真公がこの地に立ち寄った際の逸話を聞き、
太子講終了後道真公がお祀りされている白水神社に仲間と参拝しました。
光徳寺で頂いた芋饅頭、帰りの飛行機に乗る前に頂きました。
聖徳太子と菅原道真の力を頂きました。明日からまた決断の毎日です。
良いお参りができたと思います。