毎月恒例となった伝統耐震診断士実技講習。 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

東京の日の出町にて毎月行われる伝統耐震診断士実技講習。
今回はちょっと変わった、と言うか進化しました。


前半はいつもの通り受講者向けの実技講習。


皆さん真剣に取り組んでくださいました。


変わったのはここから(^o^)
オーナーのMさんがご馳走してくださる昼食に、受講者の奥様方も同席させてもらったのです。

古民家で大勢で頂く食事は格別です。
奥様方も加わっていただいたことで、皆が家族になったような感じになりました(^-^)/


都心では35度にもなった猛暑日ですが、古民家ではそこまで暑さを感じません。

軒の出の長さにより日射を遮り、田の字型の間取りは風を通します。

部屋の中も30度でしたが、クーラーが無くても過ごせます。


建物と蔵見学、熊野神社にお参りした後、デザートに梨をいただきながら全員で古民家談義。

梨が熱くなった身体を冷やしてくれます。

夏は熱いもの。それを建物や果物により和らげる工夫は、本来日本人の先輩方が行ってきたこと。

健康にも良いことです。
そんな話を皆で出来たことはやはり古民家ならでは。

古民家を通じて、人との繋がりが広がっていくことをとても嬉しく思います\(^o^)/

今回またひとつステップアップ出来ました。今後も継続し、多くの方に古民家の良さを知ってもらいたいと思います。

M様、いつもありがとうございますm(__)m