夜も遅い時間。

通りを歩いていると、後ろから聞こえてきた話し声。

「終電間に合うかぁ~」と言いながら、

3人の学生らしき男子が猛ダッシュ!!

私を追い越したところで、ひとりの男子のカバンから、

雑誌が落ちてしまった。

それでも、すぐには気づかずに駆けて行く…。

雑誌を拾い、追いかけようとしたところで、

半歩遅れて、走っていた友達がそのことに気づいた。

そして、

雑誌を落とした男子に声を掛け、2人で立ち止まり振り返った。

落とした男子に雑誌を手渡すと、

「すみません」と言って受け取った男子の横で、友達も一緒に、

「すみません。ありがとうございました」と、
頭を下げて、再び駆けていった。



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


自分が雑誌を落とした訳ではないけれど、

友達と一緒に、お礼の言葉を述べる。

思いもよらぬその言葉に、礼儀正しい感じがして、

素敵だなぁと思いました。

友達が落としたとはいえ、終電に間に合うかどうかと、

急いで走っていた訳ですから、知らない振りも出来るでしょう…。

でも、

それを放っておけない、優しい気持ちがあったのでしょうね。


★ 仲間を身内のように想うということ


仲間とはいえ、信頼関係が成り立っていなければ、

仲間に起こった"ちょっとしたこと"に、気づくことも無いかも知れない。

気づいたとしても、他人事として見ることも出来る。


そこに、信頼関係があるからこそ"ちょっとしたこと"でも、

まるで、自分に起こったことのように感じることが出来る。

そうして、友情が深まっていくのかも知れません。


毎日、顔を合わせていても、相手を思う気持ちが無ければ、

信頼関係を築くことは容易ではありません。

でも、

相手に対する思いやりの気持ちがあれば、

いつか、必ず良い関係を創ることが出来る。


近くにいる大切な仲間への思いやりの気持ち。
忘れずにいたいと思う出来事でした。