投稿の度に「お久しぶりです」的なコメントを付けておりますが、今回はそれすら憚られるほど間が空いてしまいました。改めてお久しぶりです

 

そもそもブログの投稿は朝することが多いのですが、この2ヶ月ほど早朝から現場に出る日が続いたってのが言い訳ではあります。

その分、帰ってから投稿すれば良いじゃないかとも言えますけど、帰ってからはそんな気力も体力も無いってのが実情。

 

で、今日はたまたま1時間弱のタイムポケットが発生、その機を逃すまじと書き始めた次第。タイムポケットが発生した経緯は以下の通り

普段は作業着着て現場出てることが多いですが、今日は以前から予定されていた打ち合わせ。台風の影響からか関東も荒天。どのみち現場は仕事にならないのでタイミング的にはバッチリ

10:30御徒町で待ち合わせということで9:30のバスで御徒町へ。結局10時前には着いてしまい何気にLINEを見ると待ち合わせ相手から1時間遅れるとのメッセージ。遠方から来るので天気の影響が出たのでしょう。好天であればアメ横とかウロウロするところですが荒天なので駅ナカのカフェへ。そこで滞っていたブログ投稿を思いつきました。

 

前置きが長くなりましたが先日遭遇した交通事故の目撃談でも書きましょうか。

今週火曜日の早朝、自宅から高島平の倉庫に向けて走行してると....中山道西巣鴨交差点の数百メートル手前の地点、前方に黒の乗用車が1台、道はすいてるのにノロノロ走行してました。走行というより止まる寸前状態。車の調子悪いんかな?と思いましたがハザード出すでもなくちんたらしている。そんなのの後ろにいても仕方ないので左側から追い越させてもらいました。私の後続車両も同じように当該車両を抜いてくるのがバックミラーで確認できました。で、西巣鴨交差点で信号待ちしてると....

その時私の車は三車線目、私の後ろには数台の車。一車線目は左折専用で都営バスを先頭に何台か止まってる。そして二車線目は空いてたわけですが、そこに先ほど追い越した車が相変わらずちんたら進入してきました。どんな奴が運転してるんだろう?と運転席を覗き込んでびっくり(@_@;)、そしてちんたら走行の理由もわかりました。運転席にはポカンと口開けて上向いて寝てる兄ちゃんが。うとうとレベルではなく爆睡レベル ちんたら走行はアクセル踏んでるのではなくシフトがD状態で放置されてるってことでしょう。で、このまま行くと交差する明治通りに突っ込みあわや大事故、となるところですが、この車、まっすぐではなく少し左に向かって動いていたのでした。で、左側にいた都営バスの右前方に接触、ハザードカバーが破損。そこで止まりました。とりあえず一件落着、双方の運転手が降りてきて、という展開になると思いきや、どちらも降りてこず事故を起こした兄ちゃんの車、あろうことか信号が青になると又そろそろと走り出したのです。バスは客を乗せて運行中の身、おいそれと運行取り止めというわけにはいかない、けれど兄ちゃんの方はまさしく加害側、逃げてはいけない。ましてやあの状態で走り続けたら次の事故も必至

ただの当て逃げなら所詮他人事って感じだったのですが、これは放置できない、通報せねばってことで追いかけました。一瞬見失ったのですが約2キロ先の仲宿交差点で発見(よくこの間、事故にならなかった)

この手で兄ちゃんを確保!という度胸はないのでナンバーを押さえて110番、その後は警察に任せました。

後で警察から聞いたところでは飲酒運転だったらしいです。私のドラレコデータ提出の協力も求められました。火曜日の当日はこちらも時間が無く、警察からもいつ来てくれとかの要請も無かったので放置。水曜日になり、警察から協力の要請が。で、夕方にようやく時間が取れたので所轄の巣鴨警察署へ(ここで、どうでも良い情報ですが巣鴨署の最寄り駅は巣鴨ではなく大塚、大塚署は大塚が最寄り駅ではなく文京区音羽に有り最寄り駅は東京メトロの護国寺、更に駒込署の所在地は豊島区駒込ではなく文京区本駒込)。

自分ではドラレコの操作をしたこともないし、SDカードの存在も知らなかったくらいなので、取りあえずドラレコを本体ごと持って署内へ。確かに言葉でどうこう説明するより映像見た方がばっちりだな、俺もたまには社会貢献してるな、なんて思いながら待ってたら担当者が「残念ながら上書きされてました」だと。えっ、そんな短時間しか保存されないの?昔コンビニやってた頃、防犯カメラの映像は1週間は楽勝で保存できてたのでそのイメージでいたら大間違い。勿論、機種にも寄りますが、そんなに長時間保存できないことをはじめて知りました。まあ、ドラレコが役に立つようなことが発生しないのが一番ですが。

 

 

 

 

 

 

 

齢を重ねても資産らしい資産は増えた感はありませんが、確実に増えているのが病院の診察券と薬の種類。

今週も又1枚増えてしまいました。

今回は病気と言うよりケガ。実は10日ほど前、作業中に頭に落下物、別に出血も外傷もなかったんですが、1週間過ぎても頭がクラクラする。実は私、昔「慢性硬膜下血腫」というのになったことがあります。この病気は外傷性のもので打撲等で内出血が起こり、それが拡大して発症します。特徴は打撲の直後はなんともなく、2~3ヶ月後に発症(頭痛等)、CT等で割合簡単に診断できます。私も前回の時、頭痛ってことで最初、内科に行って頭痛薬の処方を受けましたが全然改善しないので脳外科を紹介されて行ったらCTで即判明。即入院となりました。結局、穿孔手術で血腫を取り除けばそれで完治。後遺症等予後の心配も無く、脳外科の「業界」では盲腸みたいな扱いらしい。ただそれ以来、私は頭をぶつけるとかいうことに人一倍ナーバスになっていて、作業時は帽子は勿論、ヘルメットも多用しています。前回の入院以来20年以上経ってますし、その間にも頭の打撲はしょっちゅうありました。その都度、今回は大丈夫か、と気になるのですが、幸い何事もなく今日に至ってます。ただ今回(10日前)のそれはいつもより強烈でした。前回にしても、そんな強烈な打撲でもないのに(そもそもいつの打撲か分からない)なってしまったので、今回は「これは診察を受けるレベル」と判断。今週も予定が埋まってましたが17日の月曜は社内の予定、これを半ば強制的に変更して、一日空けて診察を受けることに。さて、どこの病院に行くか。実は前回診てもらった病院の診察券が残ってました。やはりこういうときは前回診てもらったところが良いかな、と思いネットで調べると・・・脳外科は今もあるにはあるのですが週2回だけ。つまり外部から先生が来て診ているって感じでした。あー、ここは脳外科は主流ではなくなったな、と、別の所を検索。そうすると浅草に個人の脳外科専門クリニックが。あっここが良いってことで行ってみました。

開院時刻とほぼ同時に入ります。一日潰れるくらいに想定していたのですが午前中でケリは付きました。CTの写真を見せられ、解説を受けます。自分でもある程度分かるのですが、大体この歳なら、小さい梗塞があっても不思議じゃないのですがそれもなくきれいなものでした。先生曰く「ご存知の通り、慢性硬膜下血腫は2~3ヶ月経たないと発症しないので今の段階ではなんとも言えません。でも、9割方心配ないですよ。それにあれ(慢性硬膜下血腫)は命に関わる物ではないですから、もし具合悪くなったらその時またいらっしゃい」ということで処方薬を出されることもなく「無罪放免」。内心「即入院」なんてのを覚悟していただけに脱力したというかなんというか。ちなみに先生との会話で「今、気になる症状はないですか?」と言われたので、

「そういえば物忘れが・・・」と言ったら「あっ、それ関係ないから」って一蹴されました。

いずれにしても取りあえず無事。今週もお客様との約束も有るし、母校の会合もある。入院回避、めでたしめでたし。

 

先日、車を運転中に電話が・・・

基本、運転中の電話はスルー、落ち着いたところで掛け直すというのが定石ですが(実は運転中でも電話に出れるブルートゥースのイヤホンがあるのですが使い方が今一わからずお蔵入りしてます)、今回は2回続けて掛かってくる。これは緊急性を要する電話だ、と信号で停車したときに発信元番号を見ると下4桁が0110

。0110ってのは警察じゃないか。どきっ!これはただ事ではない。はて、警察から掛かってくる心当たりは・・・・・あの件か?いやあれか?それともあれか、いやあれは誰も知らないはず(爆!)なんて心当たり有り過ぎ!これは一度車停めて掛け直すしかない、ってことで掛けてみたら・・・・

「管理されている民泊で何か問題ありませんか?」という内容。

実は当社は「住宅宿泊管理業」という国交省系の登録業者になっていたんです。経緯は知り合いが民泊関連事業をやるってことで当社が委託先管理業者として登録して欲しいと依頼を受けたからでした。住宅宿泊管理業は大体、宅建業者か住宅サービス関連業者が多く登録しており、当社も流れとしては受託可能なので引き受けた次第、ところがこの知り合いが結局頓挫し、当社は登録受けただけで梯子外された状態になったのです。だから登録業者ではあるけど実質休眠状態なのですが警察は全業者にチェックを入れているということなんでしょう。まあ、こちらは善良な市民ですから何もやましいことはない、って言いながらさっきの狼狽はなんだったのか・・・・

まあ何事でもなく、ほっとした次第です。

 

ほっとしたところで「腹減った」と半開きの口の井之頭五郎さんをカメラが三段階で引いていく・・・・わかる人はわかる、そう「孤独のグルメ」のお約束シーンです。原作の久住氏の存在を知ったのは80年代、漫画雑誌ガロでした。あのときは作画者と合同の泉昌之の名義でいくつかの作品を発表していました。一見ハードボイルドなんですが、実は他愛もない心理描写をシュールに描くという、この振り幅が特徴。大体食べ物を中心にした話が多く、それが孤独のグルメに繋がったのでしょう。中でも一番覚えているのが単行本巻頭の「夜行」という作品。夜行列車を舞台にした一見ハードボイルド。訳ありな一人の男が夜行列車で旅をしている。さてどんな展開になるのかと読み進めると・・・実は買った駅弁をどのように食すかという、ただそれだけの内容。ご飯とおかずをいかにバランスよく食べ進めるかとか、その間の心理描写、葛藤などある意味どうでも良いことで一話を構成してしまう。このシュールさがはまる人にははまる。同じ巻のスキヤキをテーマにした一話も覚えています。鍋を囲む人間模様、主人公の心理描写が秀逸です。

時を経て90年代に扶桑社の雑誌で作画者を変えて「孤独のグルメ」が登場した次第。画風は違えど、どこかで読んだテイストだな、と思ってたら原作が同じ久住氏だったわけです

それが更に時を経て2012年に実写化されたのが皆さんご存知テレビ東京「孤独のグルメ」です。制作は共同テレビで当初フジテレビに企画が持ち込まれたそうですが幹部が一蹴、それをテレ東が拾った経緯があります。また主役も松重氏ではない人が候補だったようですが久住氏が難色、久住氏の指名で松重氏になったようです。松重氏曰く「こんなの誰が見るんだ」が、その後シーズン10まで制作されるというテレ東を代表するコンテンツになりました。リアルタイムではシーズン10以降制作されてませんが、現在夕方の時間に全作再放送されています。しかもシーズン10まで放送されるとそれでおしまいではなく、また初期の作品から再放送される、言わばエンドレス状態になってます。実際、同じ回を何回も見ることになるのですが、結局面白い番組は何回見ても面白い。冒頭で、その後の展開や料理がわかっていても見入ってしまう。テレ東さん、今後も永久にエンドレスでやってください。それにしても低予算で滅茶苦茶資本効率の良い資産(コンテンツ)を得ましたね、テレ東さん。