テレビ番組は録画して見ることが多いのですが下手するとあっという間に溜まってしまいます。一ヶ月くらい前の番組なんてのは序の口で1年前の番組もざらにあります。時々ニュース速報などのテロップが入り込みますが録画だってことを忘れて「おっナンダナンダ」なんて見入った末「あっ、録画だったんだ」って気付くってことも。
先日も録画を見てたら「JR新宿~新大久保で緊急停止、JR各線運転見合わせ」なんてテロップが。これは確か6月か7月の事件。割合「最近」の部類。確かこの時私は総武線千葉方面行きに乗っていたのでした。秋葉原から乗ったのですが車内アナウンスで「山手線新宿~新大久保で線路内人立ち入りで当列車も錦糸町にて運転見合わせします」と流れました。この時点では「線路内人立ち入り」だったのです。なんで山手線の件で総武線まで停まるの?って感じで。しかもようやく錦糸町から動いたと思ったら次の亀戸で再び足留め。線路内人立ち入りにしては大仰だな、なんて思ってました。その夜のニュースで乗客のモバイルバッテリーから出火ということを初めて知りました。モバイルバッテリーつまりリチウムイオン電池から出火ってニュースはいまや珍しくありませんが、考えて見るといつ自分が当事者になっても不思議では有りません。私なんか自家用の他にお客様から回収した物もたくさんあります。先日、管理しているトランクルームの張り紙に持ち込み禁止品一覧があり、その中にモバイルバッテリーを使用している製品が記載されてました。航空機を始め公共交通機関でも持ち込み制限されています。一方でこれらの処分、回収のルートはまだまだ確立されてません(先日環境省からようやく指針が出たとのニュースもありましたので少し期待はしているのですが)。特に膨張しかけたバッテリーに至ってはメーカーは「自治体の指示に従って・・・」かたや自治体は「メーカーに・・・」って感じで導火線に着火した爆弾をお互いにパスし合ってる状態。

このバッテリーの発明はそれこそノーベル賞ものだったのですが、裏返せばとんだ鬼っ子を世に出したとも言えます。