今日は法務局へ役員重任登記に行ってきました。

昔、株式会社の役員(取締役)の任期って2年だったんですが2006年に商法から会社法が分離したとき「株式譲渡制限会社は10年まで延長可能」となりました。弊社のような零細企業、社長(役員)の変わりようもなく、ずっと私のままですが、それでも任期が来れば重任という形で登記しなければなりません。任期が2年だった時代は2年ごとの登記をついつい失念してしまい、過怠金を食らったこともありました。会社法により、10年に延長しても良いとなったときは勿論それに乗っかりました。これで2年ごとに面倒くさいことしなくて済む、なんて調子こいてたら10年をとっくに超えてました。もっとも昨日今日気付いたって訳でもなく、薄々認識してましたが、特段問題も無かったので放置してたってのが実際の処。金融機関や公的機関等に謄本を提出することは何度かあったのですが、どこからも何も言われなかったので、こちらも平気になってたのです。
で、今回重い腰を上げるきっかけになったのは宅建業免許の更新が迫ってきたから。これもそのまま「スルー」させようと思えば出来なくもなかったのですが、ここで普段はまず持ち合わせていない「コンプライアンス」なる意識が何故か頭をもたげたのです。

 

で、昔なら仲間の行政書士に書類作ってもらってたのですが、彼らも10年くらい前から司法書士の分野に手は出せないのでなんて断られる始末。司法書士もいることはいるのですが、やはり行政書士のように気楽に頼めない。そこで以前、松戸市でやった訳あり物件の売買を思い出しました。そこはいわゆる事故物件で、弊社はご遺族からまず残置物処理を依頼されました。で処理後「不動産はどうします?」と聞きました。大体事故物件の場合、ご遺族といっても亡くなったご本人と疎遠になっていることが多く、あまり関わりたくないのが本音。だから不動産についても「それも処理を任す」となったのです。弊社、こういうときのために宅建業免許持ってるわけですが、この物件の場合いきなり売買は出来ません。というのは所有者が亡くなった本人なのでまず相続登記をしなければなりません。この物件、そもそも売買価格も大したことが無く、下手すると諸経費倒れになってしまうってことで、司法書士代をケチりました。つまり司法書士を使わず私が手続きしました。勿論、プロのように一発では決まらず駄目出しされながら松戸の法務局や市役所(評価証明)に通いましたけど、なんとか相続、売買を完了しました。

 

で、今回このときの記憶が甦ったのです。「自分で登記してみるか」。もっとも不動産関係の仲間でも少額の案件なら司法書士に頼まないってのが多く、実際自分でやろうと思えばできるもんです。ただ私も以前より歳をとりました。1からやる気力がない。そこであんちょこというか虎の巻はないかとネットを検索。そしたら「GVA法人登記」というサイトが出てきました。会員登録後ログインしてフォーマットに入力していけば書類が作成できるというもの。料金は役員重任登記が1万円、私個人の住所も変わっているので、ついでに代表取締役住所変更ってことでその料金が5000円、トータル15000円(印紙代は別)。会員登録した時点で、ちょっと他社はどうなのか見てみたくなりました。弊社は経理ではfreeeというクラウド会計システムを使ってるのですが「そう言えばfreeeも登記関係のクラウドサービスやってたな」とfreeeのサイトから「freee登記」というボタンを押してみたら・・・・・・なんとつい先ほど見た覚えのある画面が・・・・なんと「GVA法人登記」にリンクしてました。つまりfreeeとGVAは提携関係だったのです。「なんだよ、そういうことか」と呆れたことは呆れたのですが逆に言えばfreeeが提携しているくらいだからGVAってのは、まあまあ確かなところなんだな、と考え、結局GVA法人登記を使うことに。

書類作成の入力自体は15分程度で完了。1から自分でやってたら半日とか費やすことを考えれば料金もまあ納得。

 

で、本日法務局へ提出と相成りました。で、ですね、ある意味でこれも想定内のことなんですが・・・・

freee会計でも今回のGVA法人登記でも同じことが言えるのですが・・・・100%鵜呑みにすると当局から駄目出しが来る。

 

今回も提出から30分も経たないうちに法務局から電話が・・・

まだ近くにいたので、すぐに戻って修正作業。

先ほど提出した用紙が二重線と手書きの修正文字と訂正印だらけになりました。でもね、税務署でも経験したんですけど、こんなときでもいやな顔一つせず手取り足取り教えてくれる職員さん、昔は考えられなかったですよ、はい。