このタイトルのネタ、いくらでも出てきて下手すると「その10」くらいまで行きそうなので、取りあえず今回の「その3」で一度締めたいと思います。
で、今までは怪しげなセールスや勧誘といったネガティブな捉え方で書いてきましたけど、還暦の今振り返ると、自分の人生そのものが「ついていったらこうなった」で出来ているといっても過言ではありません。「締め」はそんな振り返りを中心に書きたいと思います。
私、大学について今思えば「よく4年で卒業できたなあ」って思うくらい授業出てませんでした。だから大学の同級生の友達はいません。では大学時代の友達とか繋がりが全くないかと言えばそうでもありません。それはサークルの繋がりです。入学したての春のキャンパス。各サークルが出店(でみせ)を出して新入生勧誘合戦をしています。あてもなく一人歩いていた私に、ある先輩が声を掛けてきます。サークル名も告げず「とにかく面白いからついてきて」・・・なんの躊躇もなくホイホイついていく私。で、そのサークルの出店に着いて愕然とします。○×研究会・・あえて○×の内容は書きませんが、過去にも、そしてこれからの人生でも1ミリも関わることのないであろう分野。これは「無し」だな、と席を立とうとしたら「まあまあ」と引き留められ「何も今決めなくても良いんだよ。今日はそろそろ終わるから、この後みんなと飲みに行こう」・・・「飲みに行こう」に弱い私。やはりホイホイついていく。ちなみに今の時代なら未成年の飲酒はまずいですよね。勿論、当時もまずいんですが「空気」は高校卒業で実質解禁でした。初めての歌舞伎町、当時大学生御用達だった「東京サントリーacb店」でごちそうになり、しっかり家まで送られて・・・送ってくれた先輩から「明日待ってるよ」・・・もう逃げられん・・・・
今考えれば、いくらでも「バックレ」られたんですがウブで律儀な当時の私、その後卒業までしっかり「勤め」あげます。
長くなるので続きは次回後編で