中国河南省鄭州で豪雨で地下鉄が浸水の映像はショッキングでしたね。東京でも銀座線が浸水した記憶がありますし、30年位前大雨で神田川が増水した時、お茶の水付近の丸ノ内線どうなったんだっけ?なんて思い出しました。

また、谷中の地に居着いて30年経ちますが初期のころは結構近所で浸水してました。例えば団子坂下付近が通行止めになったり、尾久橋通りのアンダーパスが通行止めになった記憶があります。また地元には谷中銀座という今や全国区の商店街があります。全長170メートルほどで決して大きくはないのですが、それでも東西で微妙に高低差があるようで昔は商店街の西半分(千駄木側)が浸水したこともあったようですね。その後、排水処理の工事が進んでここ20年は浸水した記憶はありません。

浸水被害だけでなく土砂災害も要注意。先日、熱海伊豆山の件は記憶に新しいところですが、あれは山間部や丘陵地だけの話ではありません。高低差のある土地だったらどこでも発生しうる話で東京23区も危険だらけ。うちの近所で言えば上野~赤羽は台地が続いています。その台地の東側を山手線や京浜東北線が走っています。そしてその台地を横断する道路を作るために田端や西日暮里は切通しがあります。当然、台地の両側や切通しは崖ということです。

当社も「一応」宅建業者の看板も上げてますからたまに仲介はあります。今やハザードマップの添付はマスト。重要事項説明の第一歩。もっとも最近はお客さんが自分で調べてることも多いですが。

地震などのことも考えれば日本全国ここが100%安全という場所はないのですが、それでも自分が住んでるところがどの程度の安全レベルか、今はハザードマップはネットで見れますから一度見ておくことをお勧めします。