夏だから、というわけではないですが、今日はちょっと涼しくなる話です。

商売柄、遺品整理の現場もあります。言うまでもなく、故人の終の棲家となった場所、そしてそこにあるのは生前、故人が使っていたもの

私自身は霊感とかいったものは残念ながら一切ありませんが、一緒に現場に入った者が不思議な体験をするということがたまにあります。今回もそんなことが。

練馬区某所 友人のU君が持ち込んだ案件 U君は共同作業を提案、私もそれを受けました

で、先日一緒に現場に向かう車の中でU君が「昨日、不思議なことがあったんだよね」と切り出しました。

共同作業とはいえ、いつも一緒にやってるわけではなく、その日はU君が現場で一人で作業してました。遺品整理とはいえ、通常は現場にあるものをただ片付けて終わり、というパターンが多い中、今回の現場は遺族の依頼で遺品の本や美術品を分類し写真を付けて詳細を報告するという作業も受けておりました。その部分はU君が担当し、その日U君が夜遅くまで現場で作業していたのです。で、家に帰ってから遺族に報告を送信する際、そのトラブルは起きました。写真のファイルが損傷して開けなくなったというのです。私が「そんなの、ただの機材の不具合じゃねえの」と返すと「いや、そんなことはない。今までこんなことは一度もなかった」と強調します。確かにU君は私同様普段は心霊現象などには無頓着な男です。その彼が頑なにそこまで言うのですから、よほど何か感じるものがあったのでしょう。夕方暗くなりかけた部屋で一人黙々と作業を進める状況下、何か吸い寄せたのでしょうか

もっとも私から言わせれば、PCやスマホの機材トラブルなんてのは日常茶飯事。これを心霊現象というのなら、我が家我が事務所は、さしづめ心霊屋敷ってことになります。だからPCなどの機材トラブルを心霊現象とはなかなか認める気にはならないのですが5年ほど前ですか、こんなことがありました。

板橋区某所 弊社のD君と一緒に現場にいました。よく晴れた明るい現場で二人で作業してました。突然D君が隣の部屋から「今、なんか言いました?」と聞いてきました。私は何も声は発していません。「今、誰かの声がしましたよね」とD君「外で騒いでる子供とかの声じゃねえの」と私。「いや、部屋の中でしたよ」とD君。D君、確かにこれと似た体験を以前にもしているようで少なくとも私よりは霊感とやらがありそうです。それを聞いたら霊感0の私でさえ、良く晴れて明るい室内にも関わらず、ちょっと寒気がしたのを覚えています。

まあ、我々は仕事上避けて通れないものですし、今後も付き合っていかなければならない話ではあります。故人への敬意を忘れず現場に取り組む姿勢は必須です。