前回、売れるのに売らないで廃業にしてしまう会社の話をしました。「良い」会社ほど多いとも。一方で「こんなの買う人いるのか」って会社が結構売りに出てます。

売り手側に変な自信があるようで価格も強気なので、なかなか売れません。

変な自信の一つが資本金の額。信じられないかも知れませんが、資本金の額=会社の価格と思っている人が少なからずいるのです。

一方、買い手からの人気が依然高いのは免許付き会社。宅建、有料職業紹介等  ただこれらは私からするとあまりお勧めではないですね。買う理由の一つは諸事情で自前では免許が取れないとか、すぐに営業したいので、その時間を節約するためとかなんですが、これらの免許決してハードルが高いわけではありません。自前で取りましょうよ。M&Aしてても時間はかかります。その間に免許取れちゃいますよ。

「うちは赤字だから売れないでしょ」という方、結構いますが、それは心配いりません。累積赤字を歓迎する買い手は多いです。一方、債務超過は厳しいですね。とはいえ、事業内容に魅力があれば「肩代わりしてでも欲しい」って買い手も現れます。いずれにしても当社に一度相談してみてください。

 

編集後記

ロッカールームトーク、トランプ氏によってちょっと脚光を浴びたことばです。閉ざされた空間で内輪で盛り上がる話ってことですが、男同士なら大抵下ネタでしょう。内容自体他愛もないもので笑って聞き流せばいい程度の話。でもそれが、録音などで外に出ちゃうと違う捉え方をされちゃうこともありますね。笑って話してたことでも文書にすると、シビアな話になったり、その場に居合わせた人ならジョークと理解できることでも違う形で外に出ちゃうと「聞き捨てならん」話になっちゃったり。こういうことは私もよく経験します。つい先日もこんなことが・・・

よく万策尽きた時に「だーめだこりゃ」って言葉が出ませんか。いかりや長さんがよく使ってました。私はそれを「だーめだ、こいつは」ってよく言っちゃうのですが・・・

先日Facebookのメッセンジャーとやらに電話らしきものが掛かってきました。ふだんガラケー、非常用にタブレット端末持たされているオヤジからすれば「なんじゃこれは?」てなものです。それでもなんとか対応を試みますがダメなものはダメ、万策尽きて上記の言葉が口をついて出ました。独り言のようですが一緒にいた奴もいて、そいつの手前罰が悪くて出た言葉ともいえます。少なくとも相手の人格を否定する意味ではなかったのですが、その翌日メッセンジャーをしてきた相手からメールで「昨日はひどい言葉を言ってくれましたね」とのメッセージが。私は最初、何のことだか全く分からなかったのですが、どうやら前日タブレット端末と格闘している状況が録音状態になっており、相手に送信されてたようなのです。「だーめだ、こいつは」ってのを自分のこと言われたように受け取っちゃったんでしょうね。