前回コンビニ問題について書いたら、再度akiさんからコメント頂きました。akiさん、有難うございます。今回はコンビニのドミナント出店についてのコメントです。ドミナントとは一定の地域に集中して店舗を展開する方法のことで、確かに経営合理性は優れています。ただ、その中にある個々の店にとっては同じチェーンであっても競合ということになります。そもそも大体のFC契約においては地域での優先的営業権は一切存在しないことが明記されています。例えて言えばセブンイレブンの隣にセブンイレブンができても既存店のオーナーは一切文句を言えないということです。言うまでもなくコンビニの世界は陣取りゲームですから本部の論理としては「他のチェーンに出られるより良いでしょ」となります。本部も仁義として最寄りのオーナーに「2号店(或いは3号店~)としていかがですか」と声を掛けます。一応優先権を与えた形になりますが、乗って来なければ当然他のオーナーを送り込みます。 少なくとも、既存店に遠慮して出店を控えるということはあり得ません。


いわゆるコンビニ激戦地というのがあります。各チェーンごと、いや同チェーン同士でも仁義なき戦いが展開されてます。消費者からみれば、大企業同士の競争にしか見えません。でも一つずつの店は個人商店です。本部から見れば何千、何万の「駒」の一つです。中には捨て駒も出てくるでしょう。本部にとって何千、何万の一つでも、オーナーからすれば「人生を掛けた、ただ一つの店」だったりするわけです。つまり大企業の戦争に駆り出された個人商店の兵隊たち、という図式です。


これらの問題に対し、テリトリー権を認めたり、法令等で出店規制をすべきだ、という意見があります。私はこれには賛成しませんし、そもそも実現しないでしょう。まず、テリトリー権はあくまでも同一チェーンの出店を本部自身が抑制することですが、仮にやったとしても他のチェーンに乗り込まれるだけですし、逆に「陣地」を守る戦術は自チェーンで面展開することですから、その戦術にも反します。法令等の規制などは、まさに営業の自由、資本主義の原則に反することになります。そもそも既に営業している人たちは、その自由の下に商売しているわけで、自分たちはその自由の恩恵にあずかりながら規制を設けて新規参入を阻むという論理はどうなのよ?という話でもあります。


問題の根本の一つは「情報格差」にあるのかもしれません。つまり、何も知らないで加盟する人が後を絶たない、ということでしょう。断っておきますが私は加盟を否定するわけではありません。ちゃんと成功できる人もたくさんいます。成功の法則のようなものがあるからです。始めたい人も辞めたい人も、弊社に相談しくださいね。


我田引水の落ちになってすみません(笑)。