弊社新小岩にある倉庫は、あくまでも倉庫ではありますが、月2回ガレージセールで在庫処分してます。ただ、マンネリもあって最近の集客がかなり落ちているのも確か。最初に「月2回やります」なんて宣言しちゃったもんだから、嘘つきにならない程度に惰性で続けている節もあります。先日、今年になって知り合ったM君を現地に案内しました。M君は以前リサイクル店を経営していたことがあります。それこそ元プロですから、こんな場所歯牙にもかけないだろう、鼻で笑われるのが落ち、と思ってたら、さにあらず。意外にも「やりようによっては、結構行けまっせ」的な反応。で、いろんな提案も出してきてくれました。こちらとしては「あくまでも、倉庫は倉庫」的に捉えていたので、若干戸惑う面もあったのですが、この際彼に乗ってみようかとも思ってます。仮に今までうまくいってたのなら「余計なことするな」で終わるのでしょうが、こちらも「このままではまずい」とは思っており、既存のメンバー、枠組みでは手詰まりになっていたのも確か。新しい風が必要ではあります。
編集後記
最近、漢字力が落ちているのを自覚しております。「しつけ」という字を書けませんでした。躾・・・そう、身に美しいが正解なのですが、身に犬と書いてしまった。まあ、犬にも「しつけ」は必要ですが。で、なんで躾の話になったかというと、3日ほど前のことです。経営するコンビニの店をいつものように覗き込みました。中国人スタッフのK君が奥の方で一所懸命作業してました。私は後ろから近付いてK君の肩をポン。その時のK君の驚きようと言ったら今でも笑っちゃいます。そうなんです、私、音を立てずに後ろから近づくの得意なんです。でも、確かに驚かす為にわざとしている面もあるのですが、実際普段から歩くのに音を立てない方です。K君を含め、スタッフ達から「オーナー(私のこと)は、いつも忍者みたいだから」なんて言われますが、そういう時いつも「俺らより上の世代はこんなもんだぞ、物音をガチャガチャ立てたら親に叱られたもんだ」と返しています。「例えば、ドアをバターンなんて閉めたら親父のゲンコツが飛んできた」なんて、やや誇張しながら話を続けます。「俺らより上の世代は、こういう教育を当たり前に受けている。これをこう書くんだ」と言って身に犬と書いてしまった次第。私自身も身に犬で違和感があったので、小一時間後に調べなおした上で改めて「躾」だったとK君に再講義。いずれにせよK君はこの言葉と字を知りませんでした。どうやら「躾」はいわゆる国字(日本独自の漢字)のようです。それで「作法」と言い換えてK君に意味が通じました。物音立てないのは躾の一つ、それでも気配でお客様の来店に気付くのがプロの店員・・・なんて講釈垂れてしまいました。もっとも「俺らより上の世代」なんて言ってますけど、上の世代でもできてない人、たくさんいますが。