総理大臣なんてのは爺さんがなるものだと思っていた子供時代、私が生まれた時代は池田総理だったと思いますが、記憶にあるのは佐藤栄作氏から。そして、いつの間にか親の世代がなるようになり、更に野田さんに至っては兄貴の世代であります。ついこの間、戦後生まれの初めての宰相なんて言ってたのが、1950年代後半、昭和で言えば30年代、三丁目の夕日世代が普通になってきました。私はこれより少し下の世代になりますけど、グループ分けでは同世代に括られることもあります。業界によっては、まだ「若手」としても通りますから、長老から「最近の若い者は」なんて言われるときは、多分に自分らのことも含めて言われていると解して良いでしょう。言うまでもなく、この言葉は太古の昔より延々と使われているわけで、一々気にはしませんけど。以前ブログでも触れましたが、最近はどちらかと言えば長老世代でマナーの悪いのが増えているのではないかとも思います。つまり、私らの世代の方がむしろ分別があるのかも、とも。それは親の世代と関係があるのではないか、と推測されます。親が昭和一桁かそれ以前の生まれで、多かれ少なかれ、その思想、行動、価値観、感性を受け継いでいる世代ってわけです。例えば、躾なんかでも意外と?ちゃんとしてるんですよ、この世代は。(堅苦しいマナーや作法と言うほどのものではなく、あくまでも常識の範囲のことなのですけどね。)

歳でいうと40~50代。更に下のIT世代の台頭で、影の薄い感も無きにしも非ずの世代ですが、日本再生はこの世代にあり?ってか。



編集後記

 私らの世代の特長の一つはテレビ世代ってことです。テレビっ子って言葉もあったぐらいで、今の「若いの」には信じてもらえないかも知れないけど、テレビなしでは生きられないってのも、少なからずいます。今、YouTubeあたりで、昔の番組の一部を視聴できたりするけど、改めて見ると、今じゃ使えない表現が随所に出てきて大変です(汗)。

集落→○落  左利き→ぎ○ち○  いやいや、職業の呼び方なんかもっと大変だ。だけど、なんでペンキ屋が蔑称なのかわかんないな。塗装業じゃしっくり来ないけどな。ど根性ガエルで、担任の町田先生がクラスの皆に将来なりたい職業を聞くシーンがあった。野球選手とかパイロットとか花屋とか出てくる中、ドサクサで「棺桶屋」って答えた奴が居たんだけど、再放送ではその部分が無かったっての覚えてます?