昨日の続きです。さて、NM氏には築地の小さなコンビニが一つ残りました。ある意味、身の丈にあった経営ということで、歓迎すべき話かもしれません。ただ、課題も山積です。まず先述したように、チェーンの本部が倒産したことにより、既にFCではなくなっています。自由な反面、不自由もあります。まず言うまでもなく、仕入れは自分で行わねばなりません。FCに加盟している時は「仕入れの自由が無い」なんて不満をこぼすものですが、いざ自分で仕入れをしてみると、それが如何に大変なことか。例えば売れ筋商品や新商品は大手がそのバイイングパワーで優先的に押さえてしまいますから、なかなか確保できないこともあります。仕入れ以外でもオペレーションシステムなども今までは本部が担っていた部分も自分で設定・管理しなければなりません。諸々の点で従来型コンビニとして継続するには単独では困難なことがわかってきます。そこで再度FCとなるべく、何社かの本部へ声を掛けてみました。普通に考えると、どこの本部でも押取り刀でやって来て、すぐ話がまとまるかと思えました。しかし、NM氏の店に魅力を感じる本部は無かったようです。NM氏の店は大通りに面し、地下鉄の出口を出てすぐの場所にもありますので、立地的には申し分ないのですが、店舗が狭いのです。コンビニの標準型店舗の半分くらいでしょうか。また、好立地ゆえに賃料が高い。これらの点で食指を動かす本部は無かったようです。特に、古巣のSチェーンに至っては、田端時代の悪評を覚えている担当者がいて、立地云々の前に没になりました。続きは明日。