昨日のブログに埼玉の先輩からコメントをいただきました。桶川で不二家桶川鴨川店を経営されている小林照雄先輩です。ちなみにブログはペコちゃん日記http://blogs.yahoo.co.jp/fujiya_peko7  です。大学の先輩で古いお付き合いです。

昨日のブログは個人商店における跡継ぎの「預かり」について書きました。そしたら、小林先輩より「不二家では以前『預かり』が流行ったことがある」とコメントいただきました。ただ結局不二家という狭い世界しか知らない人間になってしまうとのご指摘。ごもっともです。スペシャリスト(専門職)になるには、その分野で長く経験を積むこと、つまり早くその世界に入ることが有利とされますが、ゼネラリスト(経営者、管理職)は色々な(広く浅くであっても)経験をしている方が有利ともいえます。跡継ぎは前者より後者的な能力を求められることも多いですから、同業者への「預かり」よりは他の業種を経験する方が良いのかもしれません。だから、私は他業種も含めた広い意味の「預かり」を推奨したいと思います。昨日は預かりは「結構メリットが多いと思いますよ。」と、さらっと記述しただけですが、改めてそのメリットを述べてみましょう。

・本人のメリット

  他流試合の経験を積める。いきなり自社に入ったのでは学べない様々なことを   学べる。

・預ける親のメリット

  自社では難しい息子の教育ができる。自社の人件費が浮く。

・受け入れのメリット

  身元のしっかりした新人を採用できる。終身、長期雇用の保証をしなくて良い。期間限定と言えども、一定水準以上の仕事を期待できる。


また、全者において将来的な友好関係の担保になるという性格もあります。


一方デメリットとしては、時として甘えの構造を生む場合があるということです。



編集後記

先週末、弊社コンビニ部門のバイト君の学園祭に行ってきました。二人いるのですが、二人とも大連からの留学生で王子の中央工学校に通っています。「文化祭は、クラスで模擬店やりますから是非来てください」の声に応え、行ったわけです。留学生で一つのクラスになっていてアジアンエスニックフードのお店をやっておりました。私は餃子をいただきましたが、なかなかのものでした。同時に、彼らの日頃の学習内容や研究内容の展示も行われておりました。私はこれまで彼らが学校行って何を勉強しているかは、正直あまり関心はなかったのですが、改めて知る良い機会でした。今度、彼らと将来展望について話でもしてみようかな。