保険代理店とかのM&Aで多いパターンを紹介します。高齢になり、後継者がいない代理店は継承を託せる若手の代理店と組みます。規模的にはあまり大きくもなく、自社と互角か、小さいくらいの所を選ぶようです。スキームとしては法人合併でも事業譲渡でもかまいません。そして、相手に一括で買い取ってもらうことは求めません。役員、従業員、顧問どんな肩書きでも良いんですけど、残ります。そして、報酬・給与はそれなりに貰う。勿論、現役の時よりは下がりますが、年金と思えば悪くない。中小・零細のM&Aって、こういうのが理想だと思います。売り手買い手双方に無理がない。弊社がこれから仕掛けるポータルサイト「MA市場」は、こういうM&Aを推進して行きたいと考えています。


編集後記

16時N社のYさん来訪。人材紹介業仲間です。介護施設の夜勤看護師が足りないとのこと。看護師というだけならいないこともないけれど、夜勤を常勤でできる方というのは皆無に近いとのこと。医師・看護師は大手の人材会社に囲われちゃって、求職者が市場に出てこないのが通り相場だが、その大手でもなかなか見つからないらしい。「元看」で全然構わないから、いませんか、とのことでした。