今週は中学生にテストを実施しています。

次の定期テストに向けての学力診断テストです。

 

最近こういった内容を書いてなかったので、簡単に説明すると、

学力診断テストとは、定期テストの2~3週間前に行う、

次の定期テストとほぼ同じ範囲のテストです。

 

Abilityは予習形式で進めているので、塾では当然習ったところ。

学校もその後を追いかけてくるので、それを予想してテストを作ると、

次の定期テストもだいたい同じ範囲になります。

定期テストの2,3週間前にどれぐらい理解が来ているか?

どこを忘れてしまっているか?どこが理解出来ていないか?

それに気付いてもらうものです。

 

 

僕らとしては、この学力診断テストに本気で向かってきてほしいのです。

このタイミングでしっかり復習することが出来れば、力もつくし、

そして弱点も分かるので、そこから先のテスト勉強もしやすくなる。

つまり、定期テストでも成功する可能性が上がるってことです。

だから、テストを告知する時は生徒に色んな話をしていました。

 

テストを作る時も、

「あの子なら80点以上は取ってくれるだろうな。」

「あいつは心配だなぁ。しっかりやらんと厳しいだろうな。」

とか、色々イメージしながら作っていました。

 

ここが大切なのです。

 

この作成段階がただの事務作業になっていると、

不思議とそれは生徒に伝わるんですよね。

子供達はメチャクチャ気付く。

見えないところの気持ち、ダダ漏れです。

 

ただ問題をピックアップして作っただけ。

ただ作ってもらった問題にミスがないかチェックしただけ。

僕は、それがその後の行動に必ず出ると思っています。

 

 

心を込めて、生徒たちの顔を思い浮かべながら作り、

そのテストに向けて頑張ってほしいと一生懸命伝え、

テスト結果に一喜一憂しながら、また生徒たちにメッセージし。

次こそは、次こそはと、諦めずに向かい続ける。

それを繰り返していけば、応えてくれる生徒は必ず増えます。

 

テスト結果がよくなかった時は、その子が頑張らなかっただけじゃない。

そのもっと手前からの僕たちに責任がある。

教え方の問題だけじゃない。心の問題だ。

そう思わなくてはいけないと思っています。

そう思える先生が、生徒たちの未来を切り拓いていくと思います。

 

今回のテスト結果も色々。

テストに関することも色々。

まず先生たちは自分と向き合うこと。

自分の心に聞いてみて、胸を張って心を込めてやり切ったと言えるか。

そんな強い、やさしい先生たちになっていってほしいと思います。

 

 

 

学習塾Ability

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