さてさて、ちょっと気になっていた山陽電車が揃いましたので新製しましょう!
今回揃ったのが、コチラ!山陽電車「3000系」
う~ん・・・旧塗装もいいんですが・・・もちろん新塗装もいい!!
と、言う事でこちらの車両で4両編成が完成です。
旧塗装車は非冷房の屋根板まで入っているので、とてもバリエーション豊富に制作出来ます。
新塗装車も電動車は低屋根と標準屋根の2種類があっていいですね。
どちらの塗装車もサクッと組立てたんですが・・・ここで問題が発生!
なんと!どちらもデカールも劣化が著しいんですよ~(涙)
そりゃぁ~2006年発売でしたから!
もう20年の月日が経過してしまったんですね~
それでも何とか騙し騙し、貼り付けました。
旧塗装車は3004+3005を付番
種別と行先は「特急」「阪神大石」にしました。
新塗装車は3604+3504を付番
種別と行先は「普通」「新開地」にしています。
2001年(平成13年)のダイヤ改正で阪神本線への乗り入れが神戸三宮までに短縮されたので
「阪神大石」行きはとても貴重な行先になっちゃったんですね。
それにしても、同じ3000系でも車体塗装が違うだけでホント印象が変わりますね!
さぁ!それでは気合を入れて3000系についてジックリと調べてみましょう!
=3000系(3000形)について=
神戸高速鉄道開業に伴う必要になる車輌の確保として1971年(昭和46年)まで3次に分けて70両が製造されています。
・クモハ3000形(Mc):神戸方制御電動車(偶数車)
「補助電源用小型電動発電機(MG)×2台、空気圧縮機(CP)×2台搭載」
・モハ3000形(M):中間電動車(奇数車)
「主制御器・主抵抗器・集電装置を搭載」
・クハ3600形(Tc):姫路方制御車
・サハ3500形(T):付随車
・サハ3550形(T):2000系等から編入した付随車
①1次車(アルミ車体)
2000系のアルミ車(2012編成)とステンレス車(2014編成)の運用実績を比較検討した結果、アルミ車体の採用を決定。
3両編成2本の合計6両が製造されました。
←神戸 姫路→
・3000編成:3000-3001-3600「1964年(昭和39年)12月竣工」
・3002編成:3002-3003-3601「1965年(昭和40年)1月竣工」
※神戸高速鉄道開業直前の1968年(昭和43年)には普通鋼製2次車と同時にアルミ車体で2次車のサハ3500形2両が製造されて、
両編成共に4両編成化されています。
なお、2000系では各部にアルミ合金を採用しましたが、貫通路の渡り板などアルミ合金製が不向きと判断された部品は鋼鉄製
等に戻され、2000系での実用経験が3000系に反映されています。
側窓の見付も2000系アルミ車に準じており、独立した2段窓が扉間に3個、車端部に2個配置されました。
2段窓は上段下降・下段上昇式で上段の上下寸法が大きく、保護棒が設置されました。
前照灯ケースの形状も2000系の2012編成を踏襲しています。
運転台妻面を含む腰板の上下に細い赤帯を配していますが、前面窓下の帯は1986年(昭和61年)着色フィルムになりました。
ちなみに2015年(平成27年)3000編成だけは1986年(昭和61年)以前の前面スタイルに復元されています。
当初、車体は2000系アルミ車と同様に車体にクリアラッカー塗装していました。これはパンタグラフやブレーキシューからの
異種金属粉付着による腐食や沿岸部の重工業地帯からの大気汚染による科学的腐食が懸念されたためだったんですね。
しかし、このクリア塗装は年数の経過による褪色が発生したことや車体の腐食も洗浄により問題にならないと確認されました。
これにより1972年(昭和47年)にはクリア塗装が剥離されました。また、以後のアルミ車も一部を除き無塗装となっています。
一時期、車体側面には窓下にウロコ模様がありましたが、こちらも後年に廃止されています。
台車は軸梁式金属ばね台車(OK-25B:電動車、OK-21D:制御車)を採用。後年に電動車は新調したKW-1A、制御車は2次車の
付随車との振替でKW-2Aに換装されています。また、この振替で捻出されたOK台車は3619-3622に流用されました。
アルミ車の冷房化改造は1989年(平成元年)に3500・3501の2両に最初に施行され、3076・3078編成へ組込み、どちらも4両
編成化されました。また翌1990年(平成2年)には3両編成に戻った3000・3002編成にも冷房化が施行されています。
②2次車(普通鋼車体)
1968年(昭和43年)神戸高速鉄道開業までの短期間に大量増備が必要となり、車体はコストダウンのため3500・3501を除いて
普通鋼製で製造されました。
1967年(昭和42年)から1968年(昭和43年)にかけて3両編成9本と付随車6両の計33両が量産されています。
←神戸 姫路→
・3004編成:3004-3005-3602「1967年(昭和42年)4月竣工」
・3006編成:3006-3007-3603「1967年(昭和42年)4月竣工」
・3008編成:3008-3009-3604「1967年(昭和42年)4月竣工」
・3010編成:3010-3011-3605「1967年(昭和42年)9月竣工」
・3012編成:3012-3013-3606「1967年(昭和42年)10月竣工」
・3014編成:3014-3015-3607「1967年(昭和42年)10月竣工」
・3016編成:3016-3017-3608「1968年(昭和43年)1月竣工」
・3018編成:3018-3019-3609「1968年(昭和43年)1月竣工」
・3020編成:3020-3021-3610「1968年(昭和43年)3月竣工」
・3500・3501・3502・3503・3504・3505「1968年(昭和43年)3月竣工」
※3500・3501は1次車(アルミ車)に組み込む都合上、車体設計は1次車に準じてしますが、車内は2次車に準じています。
外観では側窓は扉間3連・車端部2連のユニット連窓構造となり、窓幅は800mmになりました。
車内では先頭車の運転台直後の2人掛け座席を廃止して立席スペースに変更、車内灯のグローブも省略されました。
このほか、側出入口と座席間の立席スペースを拡張、出入口部へ吊り革を設置、混雑緩和とメンテナンスフリーを図りました。
台車はウィングばね式金属ばね台車の川崎車両製(KW-1:電動車・電動制御車、KW-2:付随車・付随制御車)に変更。
また、製造直後に3500・3501は1次車の制御車と交換する形でOK-21Dに換装されています。
鋼製車は塗装が施され、当時の標準色であったネイビーブルーとクリームイエローの2色に塗り分けされました。
後年、3500・3501の2両は塗装されて3060・3062編成へ一時的に組み込まれましたが、塗装を剥離して再度3000・3002編成に
戻りました。しかし、その後、再び3076・3078編成に組み込まれています。
③3次車(普通鋼車体)
1968年(昭和43年)12月にTc車の3611・3615が増備されて、全編成が4両編成になりました。
※3550形の改造編入計画があったのでT車ではなくTc車として増備されています。
・3611「1968年(昭和43年)12月竣工」
・3612・3613・3614・3615「1968年(昭和43年)12月竣工」
行先表示幕を装備(前面:手動、側面:電動)、車外スピーカーを両側面の片側に2つずつ設置。
なお、行先表示幕の指令器はMc車に設ける計画のため、登場当初は不使用でした。
床面高さは2次車より40mm高くなり、側面の幕板部分が狭くなっています。そのため、2次車以前あるいは3050系3次車以降と
混結される場合は床面高さを低く揃えるため、編成内で屋根高さが不揃いになります。
2次車では連結器胴受部分の車体裾が切り欠かれていたが、3次車前期型では出っ張りがあり、貫通路の位置が高くなった後期型(3028編成以降)では一直線になっています。
行先表示幕・車外スピーカーは1・2次車にも追加設置されたが、前面の方向幕部が突出しており、車外スピーカーも片側1箇所
のみで3次車との相違点があります。
1・2次車で方向幕が突出しているのは、貫通扉を開いた際に乗務員室の車掌台側の機器と競合をするのを防ぐためなんですね。
1969年(昭和44年)には3両編成5本と3032・3033の1ユニットが製造されました。
電動車にも方向幕が設けられ、M車の屋根はパンタグラフ設置部のみ110mm下げた低屋根になりました。
←神戸 姫路→
・3022編成:3022-3023-3616「1969年(昭和44年)3月竣工」
・3024編成:3024-3025-3617「1969年(昭和44年)3月竣工」
・3026編成:3026-3027-3618「1969年(昭和44年)3月竣工」
・3028編成:3028-3029-3619「1969年(昭和44年)11月竣工」
・3030編成:3030-3031-3620「1969年(昭和44年)11月竣工」
・3032編成:3032-3033「1969年(昭和44年)11月竣工」
1970年(昭和45年)には3034ー3037と3621が、1971年(昭和46年)には3506-3508と3622 が製造されています。
←神戸 姫路→
・3034編成:3034-3035「1970年(昭和45年)10月竣工」
・3036編成:3036-3037「1970年(昭和45年)10月竣工」
・3621「1970年(昭和45年)10月竣工」
・3622「1971年(昭和46年)5月竣工」
・3506・3507・3508「1971年(昭和46年)5月竣工」
3600形のうち3619ー3622の4両では、第1次アルミ車の台車交換で発生したOK-25Bを転用・装備されたが、後に3619と3618の
間で振り替えを行っています。3619は1983年(昭和58年)に3100・3101のユニットとの3両編成を組成。塗装や連結器など各
部の改造が行われました。
=3550系(3550形)について=
※2000系からの編入車
1969年(昭和44年)から翌年にかけて、複電圧車のため制御器が複雑で保守に手間が掛かっていた2000系のうち、2扉転換クロ
スシ-トで鋼製車体の第3編成9両を3000系の付随車(T)に編入する改造が行われました。
この改造で3550~3558の9両が登場。改造元の車種と運転台の方向により3形態が存在しています。
新車番(旧車番 )
←神戸 姫路→
・3551編成:3551:T(2004:Mc)ー3550:T(2503:T)ー3552:T(2005:Mc)
・3554編成:3554:T(2006:Mc)ー3553:T(2502:T)ー3555:T(2007:Mc)
・3557編成:3557:T(2002:Mc)ー3556:T(2504:T)ー3558:T(2003:Mc)
ブレーキ装置はHSCに変更、旧Mc車は電装解除、旧乗務員室は客室化されました。
こちらは順次廃車が進み、2000系改造の3550形は2003年(平成15年)までに全車が廃車されてしまいました。
※2300系編入車
1998年(平成10年)のダイヤ改正に伴う4両編成運用の増加に対応するため、2300系の3両編成2本が3000系の付随車(T)とし
て改造編入されました。
この改造で3560~3565の6両が登場して、車番は3560番台になりました。
型式は同じ3550形となっていますが、3560形と分類する例もあるようです。2300系時代に全車が冷房化されています。
新車番(旧車番)
←神戸 姫路→
・3560編成:3560:T(2300:Mc)ー3562:T(2301:T)ー3564:T(2600:Tc)
・3561編成:3561:T(2302:Mc)ー3563:T(2303:T)ー3565:T(2601:Tc)
Mc・Tc車は中間車になりましたが、乗務員室の本格的な撤去や客室化は見送られ、運転台の一部機器類の撤去に留められまし
た。妻面扉と仕切り扉により、乗務員室を閉鎖して貫通路を確保しているんですね。
旧M車は2700系から2300系への高性能化改造の際、2700系時代の運転台を撤去して客室化されています。
電装解除されたMc・M車の床下機器は主制御器と抵抗器が撤去され、付随車として必要なもののみ残されました。
台車は元Mc・M車が種車のKW-1Bを付随車用に変更したKW-2Bに、元Tc車は種車のままのKW-2Bを履いています。
これらは2003年(平成15年)以降、4両運用の大幅な削減により全車が編成から外されて、2004年(平成16年)末までに全車が
廃車されてしまいました。
=3200系について=
3200系は2000系の主電動機と駆動装置を流用した車両群で1969年(昭和44年)に登場しています。
当初より3200形として新造されたグループと、3000系の主電動機換装で3200形に編入されたグループがあります。
※3200形新造車
8編成製造された2000系のうち、新造車3編成・編入車3編成の6編成12両分の主電動機・駆動装置が転用されたことになりま
す。なお、4両編成では加速性能不足になることから、3600形Tc車との3両編成のみで使用されました。
・クモハ3200形(Mc):神戸方制御電動車(偶数車)
・モハ3200形(M):中間電動車(奇数車)
1969年(昭和44年)から1970年(昭和45年)にかけて、3000系3次車の新造と並行して、2000系の3550形への改造が発生した
2002~2007の主電動機・駆動装置を転用して新造されました。
車体や制御器・補機類等は3000系3次車と同仕様です。台車は主電動機支持架をMB-3037対応としたKW-1Bが採用されました。
←神戸 姫路→
・3200編成:3200-3201「1969年(昭和44年)12月竣工」
・3202編成:3202-3203「1970年(昭和45年)8月竣工」
・3204編成:3204-3205「1970年(昭和45年)10月竣工」
制御車として3600形3620~3622を新造し、これらを組み合わせていました。
2018年(平成30年)2月の3204編成運用終了をもって全車が消滅してしまいました。
※3200形編入車
1988年(昭和63年)に3000形3034-3035、1989年(平成元年)3036-3037の計4両の主電動機・駆動装置を2000系の廃車発生品
へ換装して、3206-3207と3208-3209に改番されています。
1998年(平成10年)には3000形3010・3011の主電動機と駆動装置が2300系の電装解除に伴う、発生品に換装され、3210・
3211となりました。なお、改造により捻出した主電動機(MB-3020S)と駆動装置は5000系の増備に流用されたほか、予備品確
保に使用されました。
3210編成は2017年(平成29年)に主電動機と駆動装置を再交換し、再び3000系3010編成になりました。同時に3200形リニュ
ーアル車は消滅しました。また、3206~3209の4両は3200形として最後まで残りました。
=3050系について=
・クモハ3050形(Mc):神戸方制御電動車(偶数車)
・モハ3050形(M):中間電動車(奇数車)
・サハ3050形(T):電装解除付随車(3071)
・サハ3530形(T):付随車
・クハ3630形(Tc):姫路方制御車
・3054編成:3054-3055-3532-3632「1973年(昭和47年)4月竣工」
・3058編成:3058-3059-3534-3634「1973年(昭和47年)11月竣工」
これにより機器吊り用の梁に左右されることなく機器の配置ができて、移設などの改造も容易になりました。
さらに中空形材内部を電線ダクトとして使用していて、合理的な構造になっています。
妻面は、従来通りアルミ板材に骨組みをスポット溶接で組立て後、車体にハックボルトで取り付けていて、組み立て作業時の位
置調整が容易な構造としています。
側窓と妻窓は外付けのユニットサッシとなり、内装はメラミン樹脂の化粧板に代わってクリーム色のFRP樹脂一体成型品を採
用、工法の簡易化と保守性の向上が図られました。
このように新工法のアルミ車は、従来の3050系と比較して、Mc車で38.9tから34.4tに、M車は37.8tから33.3tに、T車は28.7tか
ら24.2tに、Tc車は31.2tから26.7tに、それぞれ4.5tの軽量化がなされました。
3066編成と組むTc車の3638は鋼製車体で製造されたため、アルミ車も鋼製車の塗装とされています。なお、前述した窓構造の
変更により、ユニットサッシ枠の有無が鋼製車との識別点になっています。当初は冷房化改造した3000系T車の3508を組み込ん
でいましたが、1984年(昭和59年)にアルミ車の3538を新造して置き換えられました。
台車は円筒案内式ダイレクトマウント空気ばね台車でMc・M車はKW-35、鋼製Tc車の3638はKW-36となった。
また、2022年(令和4年)に3071は電装解除により付随車化され、台車形式をKW-36Dに変更、3078編成の3501を置き換えてい
ます。ただし、改番は行われていません。
1983年(昭和58年)に製造された3100・3101のユニットは、将来のラッシュ時の増結による5・6両編成運転を想定した増結車
として計画されました。車番は3100番台を名乗り、3100形(3100系)と呼ばれることもありますが、形式としてはそれぞれク
モハ3050形・モハ3050形であり、3100形(3100系)の形式は存在していません。
3101の姫路方に簡易運転台の設置準備工事を実施、連結器は自動連結開放が可能な電気連結器付き密着連結器を装備していま
す。
当初は増結運用の予定がなかったため、鋼製車の3600形3619との3両編成(3100-3101+3619)を組成していました。
3619は非運転台側に電気連結器を装備、アルミ車に合わせて明灰色(国鉄色の灰色9号相当)で塗装、電動空気圧縮機(CP)を
新製して搭載、ステンレス無塗装仕様の客室扉へ交換するなどの改造が行われました。
その後も増結運用の実績がなく、連結器も棒連結器に変更されました。
なお、2022年(令和4年)5月以降は連結相手を3619から3640・3540に振替えて4両編成を組成しています。
3100の補助電源装置は電動発電機(MG)に代えて12.0kVAのGTOサイリスタの静止形インバータ(SIV)が初めて採用され、以
降の新造・冷房化改造車にも踏襲されています。
⑤12次車(新アルミ車)
1985年(昭和60年)には3000系列最後になる増備が行われ、12次車(3両編成2本:3076・3078編成)が製造されました。
この2編成は前面貫通扉と乗務員室扉がステンレス無塗装からアルミ製に変更されています。
車内では優先座席のモケットがグレーに区分されました。
・3078編成:3078-3079-3644「1985年(昭和60年)6月竣工」
この2編成の新製を最後に3000系列の製造は終了、翌年からの新製は5000系に移行しました。
=冷房化改造=
非冷房車の3000系は1977年(昭和52年)から開始されました。
1983年(昭和58年)からは3200形の工事もはじまり、1990年(平成2年)までに全車の冷房化が完了しています。
冷房装置はパンタグラフ付のM車は集中式、パンタグラフのないMc・T・Tc車は集約分散式を搭載しました。
=塗装変更=
山陽電車では1949年(昭和24年)登場の820形以来、クリームとブルーの2色塗装を採用しています。
1984年(昭和59年)に発生した阪急六甲駅での脱線事故と塗装工程の省力化を図るため1986年(昭和61年)の5000系導入に合
わせて鋼製車両の塗装を変更。クリーム地の塗装にステッカーによる赤と黒の帯を配する塗装に変更されました。
=異端児=
2000系より編入された付随車の3550は1990年(平成2年)11月に救援車に改造され、1500に改番されました。
その後、2010年(平成22年)6月に廃車されてしまいました。
=6両編成予備対応=
3060・3062編成の3両編成2本は、予備として3+3の6両編成の組成を可能にするため、1992年(平成4年)6両編成化対応工事
が行われました。これは5000系と同じく2両分のドアカットに対応可能な戸閉回路に変更されたんですね。
その後、3076・3078編成が6両編成用の予備車となったため、3060・3062編成のドアカットが使用される事はありませんでし
た。
1993年(平成5年)5000系3両編成の最後の2本が4両編成となったため、6両運用予備の後継車には3076・3078の3両編成2本が
指定されて、3060・3062編成と同様の6両対応改造と座席のセミクロス化が施工、前面の方向幕も電動化されました。
なお、このクロスシートは5000系の固定クロスシートを転換クロスシートへ改造した際の発生品が転用されています。
1995年(平成7年)には3074編成にも同様の改造が施工されています。
3050系による予備運用は2001年(平成13年)3月のダイヤ改正まで行われ、3編成のうち2編成で3両編成2本を併結する6両編成
を組成して、5000系6両編成の予備編成として使用されました。
=ワンマン化改造=
1994年(平成6年)3200系の全車と3000系の3006・3010編成を対象に網干線のワンマン運転開始に伴う改造が行われました。
乗務員の視界確保のため運転席側前面ガラスの縦桟がなくなり、隅部と平面部を一体化したガラスに変更されました。
車内では自動放送装置やドア開閉予告チャイムの設置、デッドマン装置の回路変更などが行われています。
なお、本線でのツーマン運転も可能なように切り替えスイッチも設置されました。
=更新工事=
①鋼製車
2004年度(平成16年度)から2015年度(平成27年度)にかけて鋼製車を対象に3000系列の更新工事が行われました。
「リニューアル工事」「リフレッシュ工事」と称されて、11年間に合計13編成44両が施工されました。
客室のリニューアル工事として、客室ドア間の側面窓一体型ユニットサッシへ交換、車端部側面窓の大型1枚ガラスへ変更、化
粧板とカーテンの交換、妻引き戸の窓の大型化、中間電動車の車椅子スペース新設、連結面間への転落防止幌の新設などが行わ
れました。また、構体と屋根の修繕、扉と上下レールの更新、空気配管の更新、高圧配線の更新、ATSの更新が行われました。
なお、3000系3次車の3060編成では3506のみ対象、3050系1・2次車は全車両が対象外になりました。
3012編成以降では方向幕指令器を交換、前面行先表示器を自動化し、これ以前の施工編成にも追加で実施されました。
3060編成以降では室内灯がLEDに交換されています。
・3210編成:2005年(平成17年)3月
・3006編成:2005年(平成17年)8月
・3020編成:2005年(平成17年)12月
・3216編成:2006年(平成18年)9月
・3218編成:2006年(平成18年)12月
・3214編成:2007年(平成19年)9月
・3058編成:2008年(平成20年)5月
・3012編成:2008年(平成20年)10月
・3008編成:2010年(平成22年)10月
・3056編成:2012年(平成24年)3月
・3060編成:2013年(平成25年)2月
・3064編成:2014年(平成26年)2月
・3062編成:2016年(平成28年)3月
②アルミ車
3050系アルミ車についてもバリアフリー整備ガイドラインへの対応や安全性向上のため、更新工事が行われました。
車体は側扉を除いて無塗装から灰色塗装に変更、種別・行先表示器はフルカラーLED化。
車内は化粧板と座席の交換、各車両に車椅子・ベビーカースペース整備、ドアチャイム、窓サッシの交換が行われた。
・3072編成:2023年(令和5年)
・3068編成:2023年(令和5年)
・3100編成:2025年(令和7年)
=架線検測装置の設置=
3008編成の3009は更新工事の際にパンタグラフが下枠交差式PK-80に交換し、架線検測装置が設置された。
この検測装置は明電舎製「CATENARY EYE」で屋根上に検測機器が常設され営業車として使用できる特徴があります。
これは九州新幹線(800系)での仕様例はあったものの一般鉄道では山陽電鉄が初めてになります。
=廃車=
=3000系列の編成表=
※3000系(3両編成8本)
←神戸三宮 山陽姫路→
Mc M Tc
・3006編成:3006-3007-3603 鋼製車
・3008編成:3008-3009-3604 鋼製車
・3010編成:3010-3011-3605 鋼製車
・3012編成:3012-3013-3606 鋼製車
・3014編成:3014-3015-3607 鋼製車
・3016編成:3016-3017-3608 鋼製車
・3018編成:3018-3019-3609 鋼製車
・3020編成:3020-3021-3610 鋼製車
※3050系(4両編成11本)
←神戸三宮 山陽姫路→
Mc M T Tc
・3056編成:3056-3057-3533-3633 鋼製車
・3058編成:3058-3059-3534-3634 鋼製車
・3060編成:3060-3061-3506-3635 鋼製車
・3062編成:3062-3063-3504-3636 鋼製車
・3064編成:3064-3065-3503-3637 鋼製車
・3066編成:3066-3067-3538-3638 試作アルミ車(3638は鋼製車)※全車が塗装されています。
・3068編成:3068-3069-3539-3639 新アルミ車
・3072編成:3072-3073-3541-3641 新アルミ車
・3074編成:3074-3075-3542-3642 新アルミ車
・3076編成:3076-3077-3500-3643 新アルミ車
・3078編成:3078-3079-3501-3644 新アルミ車
※3100系(4両編成1本)
←神戸三宮 山陽姫路→
Mc M T Tc
・3100編成:3100-3101-3540-3640 新アルミ車
=保存=
2025年現在、東二見車庫に保存されている車両です。
・3000系(3003):倉庫の代用として残存。
・2000系(2012-2505-2013):アルミ車3両編成。
・200形(206):1936年製(昭和11年)流線型の木造車(後に鋼体化)
=まとめ=
はぁ~3000系列って、本当に種類が多いんですね~。
2000系は鋼製車・アルミ車・ステンレス車、さらに2扉車と3扉車がいたりして・・
これは、模型化されたら買い揃えたくなる気持ちもわかりますなぁ~w
まだまだ残っている3000系。
乗るなら今のうちですぞぅ~♪
あぁ~出張でよく行った飾磨のホルモン屋が忘れられないぃ~www





