緑多い泉北ニュータウン住民の平均寿命は、堺市街地の住民より長いのか
はい、データ上は長い傾向にあります。 泉北ニュータウン(主に堺市南区)の住民の平均寿命は、堺市の市街地寄り(特に堺区)の住民より長いです。厚生労働省の市区町村別生命表に基づく主な比較は以下の通りです。
- 令和2年(2020年)市区町村別生命表
- 堺市全体:男性 81.1歳、女性 87.5歳
- 堺区(市街地中心部):男性 80.7歳、女性 87.0歳
- 南区(泉北ニュータウンの大部分が含まれる):男性 81.8歳、女性 88.3歳
南区は堺区より男性で約1.1歳、女性で約1.3歳長く、市全体平均も上回っています。
mhlw.go.jp
過去のデータでも同様の傾向が見られます。例えば平成22年頃の生命表では、堺市全体が男性79.0歳・女性85.9歳、堺区が78.3歳・85.2歳、南区が79.8歳・86.4歳と、南区が長めでした。
mhlw.go.jp
補足
- 泉北ニュータウンは堺市南区を中心に広がり(一部和泉市)、計画的に造成された緑豊かな丘陵地の住宅地です。公園・緑道が多く、一人当たりの公園面積が大阪府平均を大きく上回るなど、住環境の良さが特徴です。
- 平均寿命は行政区別の統計で公表されており、ニュータウン単独の厳密な数値は公開されていません。ただ南区の大部分を占めるため、南区のデータが有効な指標になります。
- 南区は高齢化率が市内で最も高い(近年35%超、ニュータウン内では37%超)ものの、平均寿命は相対的に長い結果となっています。健康寿命延伸の取り組みも進められています。
緑豊かな環境が健康に寄与している可能性は指摘されますが、平均寿命は居住環境だけでなく、所得・教育・医療アクセス・生活習慣など多要因で決まります。最新の詳細は厚生労働省の市区町村別生命表や堺市の統計で確認できます。