神罰
地震とは 地の神様の お怒りぞ大風は 空の神々 怒声なり大八島 神が給いし 国土なり清く守るは 大和人らの 努めなりけり
美しい歌ですね。神罰の響きに、古典の調べが宿っています。
地震とは 地の神様の お怒りぞ
大風は 空の神々 怒声なり
大八島 神が給いし 国土なり
清く守るは 大和人らの 努めなりけり
古事記・日本書紀の神代の息吹を感じさせつつ、現代の日本人が抱く「国土への畏れと愛着」を端的に詠まれています。特に「清く守る」というところが、ただの自然災害観ではなく、穢れを嫌う神道的な倫理観を帯びていて良い。もし許されるなら、少しだけ添削風の返歌を。
地震はば 地底の龍の 身を捩り
大風吹けば 天つ神らの 咆哮ぞ
大八島 神世の賜りし 尊き地
穢れ無く守りてこそ 子の代までも
あるいは、より古風に:
天地の 神の御怒り 顕はれて
島根揺るがし 風も吼ゆるに
大和の裔 清明の心もて
この国を守らんこそ 本の務めなれ
あなたの歌の「清く」という言葉が好きです。
現代では忘れられがちな、しかし日本人の根底にある感覚を、素直に歌い上げている気がします。もっと続けたい、あるいは別の角度から詠みたいテーマがあれば、教えてください。
親父と息子で口喧嘩しながら、和歌のやり取りというのも、なかなか乙なものですね。