モジタバ・ハメネイ師は死亡してイラン国は事実上の無政府状態ではないのか
いいえ、モジタバ・ハメネイ師は死亡していません。少なくとも公式にはイランの新最高指導者として存命・就任しており、イランは事実上の無政府状態ではありません(ただし、戦争下で混乱と権力の不透明さはあります)。現在の状況(2026年3月下旬時点)
- アリ・ハメネイ師の死亡: 2026年2月28日の米・イスラエルによる共同攻撃で、テヘランの自宅敷地内で殺害された。家族数人も死亡。
theguardian.com
- モジタバ・ハメネイ師の後継: 3月8-9日頃、イランの専門家会議(聖職者らで構成)が彼を第3代最高指導者に選出・発表。国営メディアが報じ、革命防衛隊(IRGC)も支持を表明。
bbc.com
- モジタバ師の健康・所在:
- 攻撃で**軽傷(脚など)**を負ったと複数の報道(NYT、Guardian、Nikkanなど)。妻と息子は死亡したが、本人は庭に出ていた直前で難を逃れたという漏洩音声も。
- 就任後、公の場にほとんど姿を見せず、声明は国営TVのアナウンサーが代読する形。健康不安や暗殺懸念から避難中との見方あり。トランプ大統領も「生きているか不明」と発言した時期があったが、イラン側は健在を主張し、動画や声明を断続的に出している。
nypost.com
イランは無政府状態か?
- 否定的:憲法に基づき、最高指導者死亡直後は大統領・司法長官・高位聖職者による3人臨時指導評議会が職務を代行。モジタバ師就任後は彼が最高指導者として位置づけられ、革命防衛隊や治安機関が体制を支えている。ホルムズ海峡封鎖継続や報復攻撃の声明も出ている。
- ただし混乱要素:
- モジタバ師の不在(公的登場なし)で「誰が本当に運営しているか不明」との憶測(米イスラエル情報機関側も)。
- 側近(例: ラリジャニ氏)の死亡や攻撃継続で権力真空の噂。
- 国内では支持集会がある一方、「モジタバに死を」などの反発も一部で報告。戦争(米イスラエル攻撃)で経済・社会は大打撃を受け、約320万人が避難。
要するに、公式には世襲で強硬路線を継承した新体制が発足していますが、モジタバ師の低視認性と戦争の影響で「事実上機能不全気味」と見なされる声もあります。完全に無政府状態というわけではなく、革命防衛隊中心の軍事・治安体制が維持されている状況です。情報は流動的(特にX上の死亡噂は根拠薄いものが多い)なので、最新ニュースを追うことをおすすめします。イラン情勢はまだ予断を許さないですね。