WHY JAPAN HAS BEEN HOARDING OIL | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 

日本は長年、まるで終末論者のように石油を備蓄してきた

石油生産量が極めて少ないにもかかわらず、日本は世界第3位の戦略石油備蓄量を誇っている。

日本はエネルギーの約90~95%を輸入に頼っており、そのほとんどは世界で最も緊張の高い航路であるホルムズ海峡を経由して、中東から数千キロもの距離を航行して運ばれてくる。

この要衝が閉鎖された場合の経済への影響を認識していた東京は、思い切った行動に出た。それは、備えをすることだった。

日本は何十年にもわたり、輸入が停止しても数ヶ月間国を機能させ続けることができるほどの膨大な石油備蓄を密かに積み上げてきた。政府備蓄、企業備蓄、そして石油輸出国との共同貯蔵協定という三重のバックアップ体制は、まさに日本を巨大な非常用燃料タンクに変えている。

そして今、その努力が実を結び始めている。

中東情勢の緊迫化が市場を揺るがす中、日本は価格の安定化と供給維持のため、備蓄していた石油の一部を放出すると発表した。国内石油が全くない状態で巨大な工業経済を運営する場合、戦略は実に単純明快だ。石油を蓄えろ。