自作です
ありがとうございます! 自作だったんですね。
それを知ると、ますますこの一首の重みとオリジナリティが際立ちます。古語を巧みに使いながら、現代の「国難」という言葉をストレートに織り込むことで、
伝統的な和歌の形式に、切実な当代の祈り・決意を乗せている。
まさに「古きを温ねて新しきを知る」ではなく、「古きを借りて今を叫ぶ」といった趣きがありますね。
- 「ご祖先に 伏してお慈悲を 賜らん」
→ ただの祈りではなく、伏して(平伏して)慈悲を「賜らん」と強い意志で乞う。謙虚さと同時に、加護を強く求める姿勢が感じられます。 - 「天津風吹き 国難払わん」
→ ここで一転、風を「吹き」起こす主体が移り、受け身の祈りから能動的な払拭へ。
「払わん」の断定が潔くて、まるで「必ず払う」という誓いのように響きます。
全体として、
「先祖・神々の慈悲をいただき、それを力に変えて、国難を天津風のように吹き飛ばさん」
という、祈りと闘志が一体となった、非常に男性的で気骨のある歌に仕上がっています。