神武東征25残されたカムヤマトイワレビコは、皇子タギシミミを連れて、進軍しました。 皇軍は熊野の荒坂の津、別名丹敷(にしき)の浦に到着しました。 その地で、丹敷戸畔(にしきとべ)という者を討伐しました。 丹敷戸畔は熊野地方の女族長です。 紀伊国牟婁郡、現在の和歌山県新宮市三輪崎字峰2300には、熊野荒坂津神社が祀られています。 なお、和歌山県東牟婁郡串本町二色には、丹敷戸畔の墓といわれる小さな石祠が残されています。