【親子で議論】原発からの処理水(汚染水)の放出。科学と恐怖心と政府への不信感が混在。 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

原発の処理水 海への放出開始 国内外の反応は

 福島第一原発 処理水

福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、東京電力は政府の方針に基づき、基準を下回る濃度に薄めた上で、24日午後1時ごろ、海への放出を始めました。

事故の発生から12年余りを経て、懸案となってきた処理水の処分が動き出しますが、放出の完了には30年程度という長期間が見込まれ、安全性の確保と風評被害への対策が課題となります。


息子 「ワクチン薬害や死者激増問題と違って、えらくメディアが騒いでいるようだね、この処理水(汚染水)に関して。

 

シナ共産党政府が、日本の水産物の輸入を実質的に止めたという話があるけども、どうなんだろうね。」

 

 

親父「これは安倍内閣の時から決まっていた処置だろう。何故かメディアは大騒ぎをしているな。」

 

 

息子 「なぜこの時期に、っていうのはあるね。

あれから時間があったにも関わらず、反対派へのなんの説得できてもいないのに、敢えてここで実行するという不思議さだ。

 

トリチウムは半減期が12.3年なんだからね。置いておけないことはないそうだ。原発敷地周辺の土地を買い上げてタンクを並べ保管できるはず、と武田邦彦教授が計算をしていた。

 

 

 

 

親父「トリチウムは半減期が12.3年なのなら、タンク保管もそんなに難事ではないな。

何故、放流をそんなに急ぐんだろうね。」

 

 

息子「武田教授曰く、科学的にはトリチウムは安全だと言えない。つまり、わからないというのが正確だそうだ。

 

そして、まだわからないものは、安全とは言えないと考える(危険かもしれないとみなす)のが安全性に対する科学の姿勢だそうだね。

 

 

ただ、それだと科学が進まない、儲からないなどの推進派が持つ理由があって、科学的な結果とは別に皆の合意で決めちゃおうということで、原発の稼働が決まっていったようだ。

 

皆の合意による決定とは、つまり専門家が社会が許容できるかどうかで決定したということだね。許容とは言うけども、国民が怒らないかどうかってことだろうかね。

 

そうすると、現段階で処理水(汚染水)を放流するってことを、国民(社会)が許容していると判断したのだろうか。

 

全国民の意見が一致するはずもないので、2派のせめぎあいの中、どこかで妥協点を見つける必要があるのだけども、ここだったのかねぇ。

 

専門家ってのは、政府の意図によってなんとでもなる、ってコロナ騒ぎやワクチン薬害の件で嫌というほど、国民が思い知ったのにねぇ。」

 

 

親父「堀江氏は賛成のようだな。」

 

 

息子「この男が出てくるところと言い、この原発関連って言うのは本当にワクチン薬害と似ているなぁ。

 

業者と政府がタッグを組んでウソをついて、お抱えインフルエンサーやお抱え専門家集団が、『絶対に安全だ』と言いふらす。しかし、実際に事故(薬害)が起こったら、後始末は国民がやることになる(税金を大量投入)

 

毒性のあるものを希釈して放出すればいいという話は、何十年も前に禁止されているのに、今回は政府(規制側)だったらルール破りも構わないとゴリ押しだ。

 

これまでのルールを度外視し、長年積み上げてきたワクチンについての治験のやり方をを全てパーにして、ゴリ押しの上で通してしまったところも同じだ。

 

国連組織のIAEAが大丈夫だと言っているから、と主張しているところも笑わせる。

WHO御大が安全だとお墨付きを与えたmRNAワクチンで未曽有の大薬害事件が続いている中で、同じパターンの嘘をよくやるなぁ。

 

この辺りの処理水(汚染水)の話は、先ほどアップされた武田教授の動画で説明されている。」

 

 

親父「放流後、かなり希釈されているようだな。」

 

 

 

息子「希釈ねぇ。子供に訊かれて困るだろうね。薄めただけで、中身は同じじゃないの?って。

 

パイプで1キロ程離れた海底で放出するらしいが、もっともっと遠くに放出するのも可能だろうにね。

それをやったら逆に、危険だからそういうことをするのか、と非難されるからやらないのか、金がかかるからだろうかね。

 

なんにしても、政府と国民の分断を余計に煽っている気がするなぁ。」

 

親父「魚からは検出されなかったようだね。」

【速報】“処理水放出後”初めての水産物の「トリチウム測定検査」結果は“不検出”

配信tbc東北放送

東北放送

福島第一原発処理水海洋放出されてから初めてとなる水産物のトリチウムの測定検査で、分析した魚からトリチウムは検出されなかったことが26日、わかりました。  25日、福島第一原発から5キロほどの沖合いでとれたヒラメとホウボウのトリチウムの測定検査が、宮城県多賀城市にある海洋生物環境研究所の多賀城分室で行われました。 その結果、調べた魚からトリチウムは検出されなかったことが、関係者への取材でわかりました。

 

 

息子「うん。中長期の影響の話なんだから、メディアも水産物の測定について、フェードアウトせずに報道を続けてほしいね。

 

後でメディアが話を変えてきて、悪影響が目に見えてきてから、当時は仕方なかったと言い訳するのを、今まで何度も見てきてるのだから。」

 

親父「もちろんだ。水産庁には息の長い調査をお願いしたい。

ところろで、この件では面白い副産物がある。一つは公明党の山口訪中が延期され岸田親書の持ち込みが当面消えたことだ。

もう一つはシナ漁船団の三陸沖サンマ乱獲が事実上できなくなったことだ。

痛快だね。」