射程250キロ以上 巡航ミサイルをウクライナに供与 イギリス | 親父と息子の口喧嘩

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射程250キロ以上 巡航ミサイルをウクライナに供与 イギリス

 ウクライナ情勢

ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍事侵攻を続けるロシアへの反転攻勢の開始について必要な装備が届いておらず、まだ時間がかかるという考えを示しました。

こうした中、イギリスはこれまでで最も射程の長い巡航ミサイルを、ウクライナに新たに供与したことを明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は10日、イギリスの公共放送BBCなどとのインタビューに応じ、領土の奪還を目指した反転攻勢について「軍の士気の面でも、部隊の人員配置の面でも準備はできている」と強調しました。

そのうえで欧米側から供与される装備がすべて届いているわけではないとして「必要な数の装甲車が届くのを期待している。部分的には来ていてそれだけでも前進はできるが、多くの命を失うことになる。もう少し時間が必要だ」と述べ反転攻勢の開始にはまだ時間がかかるという考えを示しました。

こうした中、ウクライナへの軍事支援を続けるイギリスのウォレス国防相は11日、議会で、ウクライナに巡航ミサイル「ストームシャドー」を新たに供与したことを明らかにしました。

製造会社によりますと「ストームシャドー」は戦闘機から発射され、赤外線監視装置を搭載した高精度の巡航ミサイルです。

射程は250キロ以上と、これまでアメリカが供与を表明した中で最大の射程を持つロケット弾「GLSDB」を100キロ程度、上回ります。

ウォレス国防相は「『ストームシャドー』を使うことで、ウクライナは自国の領土内でロシア軍を押し返すことができる」と、その効果を強調しました。

その一方で「これはロシアが使っている、射程が2000キロを超える巡航ミサイルと同じ部類の兵器ではない。ロシアが攻撃をエスカレートさせているのに合わせた対応だ」と述べ、戦闘を激化させるねらいはないとしています。