G7サミット
就任後初めてアフリカを訪れている岸田総理大臣は、最初の訪問先、エジプトでシシ大統領と会談しました。ウクライナ情勢で法の支配に基づく国際秩序の重要性を訴えるとともに、スーダン情勢についても意見を交わし、連携強化を確認したものとみられます。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230430/K10014054391_2304301834_0430185337_01_03.jpg)
来月のG7=主要7か国の広島サミットを前に、岸田総理大臣はエジプトの首都・カイロの大統領府で、日本時間の30日午後5時すぎからおよそ1時間半、シシ大統領と首脳会談を行いました。
そして、
▼ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化の重要性を訴えるとともに、
▼武力衝突が続く隣国のスーダン情勢や、中東情勢をめぐって意見を交わし、連携強化を確認したものとみられます。
また、
▼小麦の価格高騰など、エジプトが直面する食料問題や
▼経済成長著しいエジプトへの日本からの投資拡大についても意見を交わしたものとみられます。