Trilliana 華 - Free Topic -
@Trilliana_x
【岩手県立中央病院による論文】 妊娠中の25歳がファイザー接種後に重症脳静脈血栓症に。プロトロンビン因子を有する患者へのコロナワクチン接種は脳血栓症をおこす可能性。 妊娠6週目の25歳女性がファイザーワクチン接種後24日目に頭痛を呈した。翌日、感覚異常が出現し、重症脳静脈血栓症と診断。ヘパリン抵抗性を示し遺伝性アンチトロンビン欠乏症であることが判明。DNA解析によりSERPINC1のヘテロ接合性ミスセンス変異(c.379T>C, p.Cys127Arg, 'AT Morioka' )が検出された。未分画ヘパリン、アンチトロンビン濃縮製剤による集中治療と血管内治療を繰り返したが、入院6日目に死亡した。アンチトロンビン欠乏症の妊婦の脳静脈血栓症は、急速かつ致命的な経過をたどることがある。アンチトロンビン欠乏症の重症脳静脈血栓症症例では、未分画ヘパリンやアンチトロンビン濃縮製剤による治療が有効でない場合がある。アンチトロンビン欠乏症の早期発見と他の抗凝固薬への早急な切り替えが必要であろう。脳静脈血栓症とワクチンとの関連は不明であるが、COVID-19ワクチン接種は、プロトロンビン因子を有する患者に対して慎重な評価が必要と思われる。 https://jstage.jst.go.jp/article/tjem/258/4/258_2022.J095/_html/-char/en…