

東京都内の11日の感染確認は962人で、1週間前の火曜日の6倍余りになりました。
東京都は11日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて962人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
151人だった1週間前の火曜日の6倍余りです。
11日までの7日間の平均は890.4人となり、前の週の981.7%と、10倍近くになっています。
11日に感染が確認された962人のうち、
▽最も多いのが20代の383人で、全体の40%近くにあたります。
▽次いで30代が163人となっていて、
▽20代と30代を合わせると全体のおよそ57%を占めています。
また、全体の40%余りの419人がワクチンを2回接種していました。
一方、都の基準で集計した11日時点の重症の患者は10日と同じ4人でした。
死亡した人の発表はありませんでした。
東京都は、都の健康安全研究センターと民間の検査機関が、10日までの1週間に合わせて1762人を対象に行ったスクリーニング検査の結果を11日公表しました。
その結果、77.3%にあたる1363人がオミクロン株に感染している疑いがあることがわかったということです。
オミクロン株をめぐっては、スクリーニング検査で都内で最初に疑いがあると確認されたのは、先月20日までの1週間で、疑いの割合は4.1%でした。
その翌週の先月27日までの1週間は7.9%、さらに次の今月3日までの1週間は44.6%に跳ね上がっていました。
最初に確認されてから4週目で8割近くまで広がったことになります。
東京都医師会は11日、記者会見を開き、尾崎治夫会長は新型コロナウイルスの感染状況について「われわれの予測よりも急速に拡大している」という見解を示しました。
また、オミクロン株について「重症化しないのではないかという見方があるが、感染者数が増えれば重症者が増えることもある。特に懸念しているのは、感染力が非常に強いので、1人が感染すると周りの人が濃厚接触者になるなどして仕事に行けない人が増え、社会的な活動の維持が難しくなることだ」と述べました。
そのうえで尾崎会長は「いわゆる“ブレークスルー感染”も多いことから2回のワクチン接種を終えたから大丈夫という考えは通用しない。体調に異変があればちゅうちょせずに発熱外来を受診してほしい。早くに受診すれば抗体薬や経口薬の提供も可能になる」として医療機関を早期に受診するよう呼びかけました。