北朝鮮が今月5日に日本海に向けて弾道ミサイルを発射したことについて、国連の安全保障理事会は、対応を協議する緊急会合を開いています。会合に先立ち、アメリカや日本などが共同で声明を発表し「発射は複数の安保理決議に違反している」として北朝鮮を非難しました。
北朝鮮は今月5日に日本海に向けてミサイル1発を発射し、6日に「極超音速ミサイルの発射実験を行った」と発表しました。
これについて国連安保理は10日、アメリカやイギリス、フランスなど欧米の5か国の要請に基づいて、対応を協議する緊急会合を開いています。
これに先立ち、会合を求めた5か国に関係国として日本が加わり、6か国が共同で声明を発表しました。
声明はアメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使が読み上げ「今回の弾道ミサイルの発射は、複数の安保理決議に明らかに違反している。北朝鮮の弾道ミサイル計画は国際社会の平和と安全を脅かすものだ」と非難したうえで、北朝鮮に対話に戻るよう改めて求めました。
安保理は、北朝鮮が去年9月から10月にかけてミサイルを相次いで発射した際も緊急会合を開きましたが、欧米各国と、中国やロシアの立場の違いから、一致した対応をとることはできませんでした。
今回の会合でも、安保理として一致した姿勢を示すのは難しいのではないかという見方も出ています。

