日本ゴルフツアー機構や選手会の副会長を務める男子ゴルフの石川遼選手が先月、アメリカの大会に出場して帰国したあと、隔離期間中の行動の一部に問題があったとして、副会長などの役職を辞任する意向を示しました。

所属事務所によりますと、石川選手は先月、アメリカで行われた大会に出場したあと帰国し、待機場所として千葉県内のゴルフ場を登録して毎日、健康チェックを受けながら隔離期間を過ごしていましたが、その際の行動の一部に問題があったとしています。

石川選手側は詳しい行動の中身を明らかにしていませんが、ファンや関係者に謝罪したうえでみずからが務める日本ゴルフツアー機構の副会長と理事、それに選手会の副会長をいずれも辞任する意向を示しました。

また、今週静岡県で開かれる大会の出場を辞退し、今後のツアー出場については日本ゴルフツアー機構の判断に従うということです。

石川選手は「待機先のゴルフ場で14日間の隔離を行っていましたが、一部至らない点があったことをおわび申し上げます」とコメントしています。