衆議院選挙はまもなく今夜8時で投票が締め切られます。
総務省がまとめた全国の投票率は午後6時現在31.64%で、前回平成29年の選挙と比べ1.65ポイント高くなっています。
各都道府県別の投票率は、最も高いのが新潟県の37.25%で、次いで山形県の36.35%、岩手県の34.92%などとなっています。
最も低いのは秋田県の23.71%で、次いで沖縄県の26.66%などとなっています。
一方、期日前投票を済ませた人は全有権者の19.49%にあたる2058万4842人で、過去最高となった前回・平成29年の選挙より79万5135人少なくなりました。
開票は午後8時から順次始まり、1日未明までに大勢が判明する見通しです。
一方、31日は最高裁判所の裁判官の「国民審査」も行われ、前回の衆議院選挙以降に就任した11人の裁判官が対象となっています。
投票用紙に記載されている裁判官の氏名の欄に「×」を書くと信任しなかったことになり、何も書かなければ信任したことになります。
有効投票の過半数が「×」だった裁判官は罷免されますが、過去の国民審査で罷免された裁判官はいません。
投票の結果は衆議院選挙の結果とともに公表されます。
衆議院選挙の投票日にあたって金子総務大臣は「有権者の皆様には今回の総選挙の意義を十分ご理解のうえ、こぞって投票に参加し、貴重な1票を大切に行使されるよう切望します」という談話を発表しました。
NHKでは衆議院選挙の開票速報を31日午後7時55分から、総合テレビとラジオ第1放送、FM放送でお伝えします。
またインターネットの特設サイトには、すべての小選挙区の出口調査の結果や、当選・当確者、最新の開票状況なども掲載します。
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