新型コロナウイルスのワクチンの接種回数が世界で70億回に達したことが、イギリス オックスフォード大学の研究者などのまとめでわかりました。
イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、世界全体の新型コロナウイルスワクチンの接種回数は、具体的な内訳が確認できない国や地域を除いて、29日までに70億回に達したということです。
ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は、世界の人口の49.3%に上り、ワクチンの接種が完了した人の割合も世界の人口の38.3%となっています。
また1日当たりの接種回数は、およそ2400万回に上るということです。
一方で、国民の所得が低い国の間では、ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は3.5%にとどまっているということで、ワクチンをめぐる格差が深刻になっています。