富山県内で行われた東京パラリンピックボッチャ日本代表の強化合宿が報道陣に公開され、3大会連続の出場となる富山県の藤井友里子選手が「メダルを取りにいこうという気持ちでやっている」と大会に懸ける意気込みを語りました。
ボッチャは、赤と青のボールを投げ合って白い的球にどれだけ近づけられるかを競うパラリンピック競技で、日本代表の合宿は、今月26日から30日まで富山県魚津市のありそドームで行われました。
今回の合宿には、東京パラリンピック代表に内定している合わせて4人の選手が臨み、3大会連続の出場となる魚津市出身の藤井友里子選手と、藤井選手とは違うクラスの3選手が参加しました。
30日は、対戦形式の練習が公開され、選手たちはお互いに声を掛け合いながら、練習に臨んでいました。
このうち藤井選手は、自分のボールを的球にピタリと寄せるなどコントロールのいい投球を見せ、順調な仕上がりに会場の関係者から拍手が送られていました。
練習後、藤井選手は報道陣の取材に対し「精度の高い練習ができて大変うれしく思っています」と話しました。
また、東京パラリンピックへの思いを聞かれると「ボッチャは自分にとって生きがいで、メダルを取りにいこうという気持ちでやっている。ベストパフォーマンスを見てもらえるように頑張っていきたい」と話していました。