福井県内で去年、飲酒運転をしたとして警察に検挙された人を対象に動機を調べたところ「捕まらないと思った」がおよそ3割に上ったことがわかりました。
福井県警察本部によりますと去年、飲酒検問などで検挙された人は県内全体で合わせて156人にのぼりました。
検挙された人を対象に飲酒運転の動機を調べたところ「警察に捕まらないと思った」が52人とおよそ3割に上り、「近くだから運転した」が34人、「飲酒量が少ないのでいいと思った」が13人だったということです。
警察は、年度初めの歓迎会シーズンにあわせ、仲間内で酒を飲まないハンドルキーパーを事前に決めるなどして飲酒運転をしないよう呼びかけるとともに、検問などによる取締りを強化することにしています。
福井県警察本部交通指導課は「飲酒をした場合は絶対に運転をせずまわりの人にも飲酒運転をさせないよう心がけてほしい」と話しています。